チェコ旅行4日目 ~チェスキークルムロフ&フルボカー編~
チェコ旅行4日目。
昨日見学できなかったクルムロフ城内をツアーで巡ってから、バスでフルボカー城へ向かいます。
クルムロフ城
2つのツアーを事前に予約しておきました。(日本語ガイドはないので英語になります)
10:00~10:45 劇場ツアー
10:45~11:45 城内ツアー(ROUTE 1)
午後にフルボカー城へ行くことを考え、午前中に詰め込む作戦です。
・・・が、ここでもまた問題が(-"-)
劇場ツアーが終わってから城内ツアーまで余裕がないのです。
両方回りたい人が効率的に回るための敢えての時間配分なのかな?とも思ったので、上記2つを一緒に予約しても問題ないか念のため電話で問い合わせてみました。
・・・電話は出ません。
そこで、メールで問い合わせ。
・・・なかなか返信が来ない。
日にちが迫っていた&ツアーの時間を確定させないとフルボカーへのバスも予約できない、ということで返信が来る前に予約を済ませることにしました。
問い合わせの2日後、返信が来ました。
「劇場ツアーの終わる場所と城内ツアーの始まる場所は異なるから、その時間帯を予約するのはやめといたほうがいいよ」
(-_-;)あーしまった
と思いましたが、キャンセルや変更はできないのでスケジュール通りにツアーが終わることを祈りながら当日に臨みました。
劇場ツアー
10時、劇場前に集合して劇場内に入ります。
残念ながら写真撮影は禁止でした。
舞台にはだまし絵の壁が設置されています。(まただまし絵)
実際の舞台は小さいのですが、だまし絵のおかげで奥行きがあるように見えます。
客席に座りながらしばしガイドさんの説明を聞いたのち、舞台地下に案内されます。
地下には舞台装置を動かすための仕掛けが。舞台演出にどれだけ力を入れていたのかよく分かります。
だまし絵の壁を動かす道具とか、雨風の音を出す装置とか、地下にスタンバイしていた演者を舞台上にぐいっと出す装置とかです。
実際に動かしてはもらえませんが、ビデオで舞台が稼働している様子を見ることができます。
・・・問題の時間ですが、10:40時点でまだまだビデオが終わらなそうだったので、ガイドさんにお願いして途中で外に出させてもらいました。本当は良くないですね・・。
私たち以外にも途中で切り上げていた人がいたのと、英語ツアーの数が限られているので(※)、もう少し開始時間を工夫してくれればなあと思います。(あるいはホームページに2つ一緒は厳しいよって書いてほしい)
※私たちが行った日のツアー開催時間
城内ツアー(ROUTE 1)・・・10:50~、14:30~
劇場ツアー・・・10:00~
城内ツアー
劇場ツアーを切り上げ、城内ツアーの集合場所へ速足で向かいます。
こちらも残念ながら写真撮影はできません。
劇場ツアーよりも参加者がいました。
中には熊の剥製マットがたくさん敷いてあります。ガイドのお兄さんがその内の1つを指さしながら「これは○年前に亡くなった熊」って言っていたので、現在飼育されている熊も亡くなったら剥製にされる運命なのでしょう・・・。
正直なところ、このツアーはあんまり印象に残らなかったかなぁ。確かに城内は広くて綺麗には綺麗ですが、次に行ったフルボカー城の方が見応えがありました。
劇場ツアーの方はとても良かったので、時間に限りがある方には劇場ツアーを見ることをおススメします。
フルボカー
続いてチェスキークルムロフ北にあるフルボカー城へ向かいます。
正式名称はフルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城。(覚えられん)
チェスキークルムロフからのアクセスは以下の通りです。
Český Krumlov,,aut.nádr.
↓ バスで30分程
České Budějovice,,aut.nádr.
↓ バスで20分程
Hluboká n.Vlt.,,pod kostelem
チェスケーブディヨヴィツェからフルボカー行のバスに乗るとき、運転手のおじさんが何かベラベラとチェコ語で話しかけてきましたが何を言っているかさっぱり分かりませんでした(-_-;)
チェコのバリバリ観光地にある施設やレストランは英語が通じますが少し外れるとあまり通じないかもしれません。
また、次のバス停がどこかアナウンスがなかったので(イギリスと同じですね)、グーグルマップを見ながらおろおろしていた所、おばちゃんが「お城に行くの?バス停は次よ。」と教えてくれました。親切なおばちゃんに大感謝です!
お城付近にレストランがあったので遅めの昼食を取ります。
Restaurace Hubert
疲労のせいか私が若干車酔い気味だったので、注文したものは少なめ。
↑ホワイトアスパラアゲイン。これだけ本数があったのでホワイトアスパラ欲は満たされました。
↑鯉のフライ。骨に注意が必要ですが淡泊で食べやすいです。
フルボカー城
チェコで最も美しいとされているお城です。アクセスがなかなか大変でしたが行って良かったと思いました。
レストランから傾斜のキツい坂を上っていくと見えてきます。スーツケースを持っていたのでフラフラでした。。(コインロッカーあります)
ここも館内は写真撮影禁止。城構えと庭園も見事なので中に入らず帰っている観光客が多かったようですが、館内は是非とも見るべきだと思いました。
今まで見たお城とは異なり、木を基調とした造りが多く、内装がどこか渋くて良いと思いました。また、イタリア産シャンデリアが通常のものと一風変わった見た目だったり(ちょっとカラフル)、木造の暖炉があったり(実際は内側にヒーターみたいなのが付いていて火は使わない模様)非常に面白いです。
館内はガイドツアーでないと入れません。チェコ語のツアーでしたが、日本語冊子をもらえるので十分楽しめました。
↑城の塔(入場料は別料金)から見下ろした庭園
↑アートギャラリーがありました。
↑ガイドツアーの出口
↑ドアに付いている飾り。頭をえぐられているのはトルコ兵です。オスマントルコからの侵略を防いだ記念にトルコ兵をつつくカラスが紋章になったそう(悪趣味・・)
↑ガイドツアーの待ち合わせ場所
フルボカー城を後にし、プラハに帰ります。
チェスケーブディヨヴィツェまで戻り、プラハ行のバスに乗ります。
プラハに戻って来たのは21時くらい。気になっていたレストランがあったので行ってみることにしました。
U Fleku (プラハ)
夜遅めの時間にも関わらず店内は大混雑でした。
ここはビールがとても美味しいです。苦みが少なく、スモーキーでコーヒーのような香りがします。
↑店内ではアコーディオンを持ったおじさんが歌っています。賑やかな雰囲気。
↑何も注文していなくても「ビール飲むでしょ?」と当たり前のようにビールを持ってきます。グラスが空いたらお兄さんがすぐに新たなビールを持って来てくれます。言わばわんこビールです。いらない場合はコースターを蓋にすればOK。
↑チェコ料理「スヴィチュコヴァー」見た目がアレなので恐る恐る食べてみましたが結構美味しいのです。付け合わせのパンがすぐなくなりました。
↑ローストポーク。これは言わずもがな美味しかったです。
お客さんのほとんどは観光客のようでした。日本人観光客も多いからか店員さんが「かんぱーい」とか「はちみつリキュールダヨ」とか少し日本語を話してくれました。
満腹になったのでホテルへ向かいます。
Exe City Park
↑翌日朝に撮った写真。
最後の一泊だし、、と適当に取ったホテルだったのですが、チェコ滞在中一番コスパが良かったホテルです。プラハ本駅近くでアクセス抜群・安い・朝ごはんも豪華・部屋が広く綺麗と文句なしのホテルでした。
いよいよ翌日がチェコ旅最終日です。