イギリスのニューイヤーホームパーティ
2020年になりました。明けましておめでとうございます。
昨年の4月にブログを始めて以降、様々な方に読んで頂いてとても嬉しく思っています。ありがとうございます!
さて、皆さまはどのようなお正月をお過ごしでしょうか?
私たちは大晦日に英語の先生のお家で開催されたパーティに参加してきました。
友人や先輩のお家で宅飲みをしたことはありましたが、着飾ったホームパーティみたいなのは初めてでした。(よく洋服屋さんで「ちょっとしたパーティでもお召しになれますよ!」みたいなのあると思うんですが、そういう「ちょっとしたパーティ」に参加したことなかったと思う)
手土産は何がいいのだろう・・と調べたところ、手の込んだ食べ物ではなく、チョコレートやワインなどが良いとのこと。
先生のご家族が牛乳やナッツなどのアレルギー持ちだと聞いていたので、無難にワインとビールを持って行きました。
他のゲストもみんなワインを持参していたので、キッチンにワインボトルの森が出来上がっていました笑
ゲストは先生のご近所さん、職場の同僚やお友達などなど。全部で15人程。
今回のホームパーティには「1920年代」というテーマがありました。
何度か映画化もされているフィッツジェラルド原作の「The Great Gatsby」という作品がありますが、それの登場人物のような格好をしましょー!というものです。
(でも、強制ではないから好きなものを着てきてねーと言われていました)
先生の旦那さんを始め、ゲストの男性は蝶ネクタイを付けたりハットをかぶっていたり、女性もオシャレしていて華やかでした。
先生の旦那さんは「今日は僕はギャツビーなんだよ!」と言って周りを笑わせていましたが、私は映画のディカプリオよりも全然カッコいいと思いました(*´ω`*)
(旦那さんめっちゃイケオジ)
パーティの流れはだいたいこんな感じでした。
①お酒を飲みながら歓談
②クイズ大会
③テレビの前に集まってテムズ川のカウントダウン花火を見る
④みんなで手を組んで蛍の光を歌う
⑤庭に出て花火
⑥ひたすらおしゃべり
特に印象的だったのは③④⑤でしょうか。
まず③ですが、日本で除夜の鐘の放送があるみたいに、イギリスでもカウントダウンの中継があるんですね!
ロンドンアイ(観覧車)のスレスレで花火がばんばん上がっているから燃えないのか心配になるレベル・・。
去年はヨークミンスター近くのショボいカウントダウン花火を見て新年を迎えたので、それと似たようなものを想像していましたが規模が桁違いでした!
次に④。みんなで輪になって大声で蛍の光を歌います。
日本では蛍の光として知られていて卒業式などで歌われますが、もともとは「Auld Lang Syne」というスコットランド由来の曲。年明けとともに歌われるのがイギリスでは定番だそう。
ちなみにイングランドはどちらかと言うとニューイヤーよりクリスマスが大事で、スコットランドはニューイヤー>クリスマスだったらしいですよ。
最後⑤。イギリスでは年越しに花火をするのも習慣のようです。
旦那さんが手を真っ黒にしながら花火をあげてくれました。隣のお家からも花火の音が聞こえてきました。
↑小さい花火だよと聞いていたけど、全然小さくなかった!
↑みんなで火を回しながら線香花火もしました。線香花火は英語で「sparkler」と言うのですね。
現地人だらけの中でなじめるかな・・とか、色々心配していましたが終始和やかな雰囲気で楽しかったです。(結局帰宅したのは深夜2時頃になってしまった(*‘∀‘)
私が聞き取れなかったときにフォローを入れてくれた先生にも感謝です!