スペイン旅行②~コルドバ編~
グラナダから電車でコルドバへ移動。
グラナダと同様、コルドバも町の中心へはバスで移動しました。
結論から言うと、私も夫もスペインで訪れた都市の中で一番コルドバがお気に入りになりました!
バスを降りてしばらく歩くと門が見えてきました。
↑なんか雰囲気があるぞ!
門をくぐった後の町の雰囲気もこぢんまりしていて素敵です。
ホテルはメスキータの目の前を予約していたので、メスキータを目指します。
↑見えてきた!
すごく立派な建物ですね!
この日のうちにメスキータの見学を済ませようと考えていたのですが、閉館20分程前だったのでチケット売場のおじちゃんに時計を見せられながら「NO TICKET!」と言われてしまいました(-"-)
朝8:30~9:30の間は無料で入れるとネットの情報があったので、翌日の朝一に行くことにしました。
気を取り直してアルカサルへ向かいます。
↑メスキータの壁の装飾。グラナダやコルドバのお土産屋さんにはこの模様のマグネットがたくさん売っています。
↑聖ラファエル勝利像。観光客向けの馬車が待機していました。
↑ローマ橋。
↑川の水は濁ってますね。
街並みを楽しみながら、アルカサルに到着です。
アルカサル
左側、ミカンの木があります。
グラナダもコルドバも、街路樹がミカンの木なんです!
美味しそうな実がたくさんなっていて食べたくなりました。
そもそも食べれるのかしら?食べれるやつだったら誰が食べるんだろう?土地の所有者だろうか?道路に潰れたミカンとか落ちてないけど、熟れ過ぎる前に誰かが収穫してるのかしら?と、疑問が尽きません。
塔に上るとお庭を見渡せるようになっています。
↑ちょうど日没の時間でした。
↑このまったり、のんびりとした雰囲気・・。実によきかな。
↑ローマ橋も見えますね。
↑通路を進んでいきます。
お庭に出てきました。
↑暗くなってきてる&逆光でうまく映っていませんが、、池です。
↑鳥の群れが「く」の字を描いて飛んでいました!分厚い雲に覆われていますが雨には降られませんでした。
↑マイナスイオン出てそう。。
たっぷりマイナスイオンを摂取できた気がするので、次の目的地に向かいます。
コルドバは小さい街だろうと思って時間をあまり取らなかったので、速足にならざるを得なかったのです・・。(こんなに素敵な所ならもっと時間を掛けるべきだった)
↑黄色くライトアップされたアルカサル外観。
アラブ浴場
浴場遺跡。ここは正直行く必要はなかったかなあ。展示も少ないし、取りあえず博物館造った感というか。
↑こういうお部屋の中を見て回ります。
さらっと見学を済ませ、次に向かいます。
↑歴史ある建物だと思うんですが、中には駐車場があってビックリΣ(・ω・ノ)ノ!
↑真ん中の隙間が素敵そうなので進んでみます。
↑やっぱり素敵でした!右側はレストランみたい。
↑広場に抜けました。
↑中は見ませんでしたが闘牛博物館のエントランス。
シナゴガ
ユダヤ教の小さな礼拝所です。
入場料も30セントとかだったかな。入り口のおじちゃんに「どこの国から?」と聞かれたのでオーディオガイドかパンフレットでもあるのかと思いきや、単に聞きたかっただけの模様。笑
↑壁の装飾が美しいです。
夕飯の予約時間までやや時間が余ったのでどうしようかとぶらぶら。
↑花の小径にやってきましたが、暗くてお化けでも出そうな雰囲気ですね笑
↑いつの間にかメスキータまで戻ってきていました。
↑夜のメスキータ庭。
↑ハマムの前も通りました。行きたかったけど時間がなくて断念。(あと私が風邪気味だったのもある。旅行前に風邪ひく才能があるみたい。)
旅籠屋ポトロ
ふらっと立ち寄ったところですが、お花が壁一面に飾ってあって可愛らしい雰囲気。夜でも観光客結構いました。
「ドン・キホーテ」のセルバンテスが滞在したところらしいです。
↑ここにもミカンがいっぱい。
このお庭の周りは美術館になっています。
意外と夜遅くまで空いているのですが、入り口があまりにもひっそりとしているのでみんなちょっと覗き込んで引き返してしまっていました。
夕飯の予約時間になったので、いそいそとお店に向かいます。
夕飯「Al Grano "Arroces y más"」
今回のスペイン旅でバレンシアには行きませんでしたが、パエリアは食べておきたいよねということで選んだお店。
↑サルモレホというコルドバ発祥のトマトスープ。スープというよりソースを飲んでいる感覚です。滅茶苦茶美味しいので帰ってから再現を試みましたが、ミキサーがないとできないみたい。
↑(左)マテ貝。(右)パエリア。スペインは魚介が豊富ですね!マテ貝は旨みがぎっしり詰まっていて最高でした。パエリアはバーナーで炙ってくれているところ。
↑こっちはイカスミパエリア。イカスミってなんでこんなに美味しいんでしょう。パエリアは大きさ控えめだったので2種類試すことができました。
スペイン滞在中お酒をしこたま飲みましたが、ワインもビールも外れがなかったです。どれもえぐみがなくて飲みやすい!
翌日、気を取り直してメスキータ見学に向かいます。
メスキータ
イスラム時代にモスクとして建設されたものですが、レコンキスタ後にキリスト教の大聖堂として改築されたそう。
↑思ってたよりも広いです!
↑イスラム教の建物に無理やりキリスト教要素を詰め込んだ感がすごいです。
↑ミフラーブという、メッカの方向を向いた空間。イスラム教のモスクにとって大事なものらしいです。
↑こっちはキリスト教ですね。
↑窓が可愛い
↑この空間はキリスト教全開です。
改築の際、イスラム教の要素が全て排除されなくて良かったなと思いました。キリスト教の豪華な教会はよくありますが、こういうのは珍しいですもんね。
次は革製品のお店に向かいます。
↑花の小径も昼間に見れば可愛らしいですね。
革製品「MERYAN」
花の小径にあるお店。コルドバの伝統革細工が売られています。
店内には革のバッグやお財布がずらりと並んでいました。革製の壁掛けや大きな箱も売られていました。
↑夫はこのお財布を購入。普通の無地の革財布とはひと味違っていいですよね。これで一万円札がギリギリ入る大きさです。日本円は大きいので、外国でお財布を買う時はご注意ください!
ビアナ宮殿
メスキータ付近からはやや歩きます。
かつてのコルドバ貴族の邸宅。美しいパティオ(中庭)を見学しました。
↑エントランス。
↑アルカサルとか、アルハンブラ宮殿のお庭は広くていかにも庭園という雰囲気がありましたが、ここのお庭は少し家庭的な感じがします。
家を建てるならこういうお庭がいいよね、とかふざけて話をしていました。(絶対管理できない!)
コルドバ職人教会
いよいよコルドバも終盤に差し掛かってきました。
革製品やアクセサリーなどのお店がパティオを取り巻くように並んでいます。
↑本当によく手入れされていますよね。冬なのに寒々しくない。
ホテルに荷物を取りに行き、ラストメスキータを写真に収めました。
コルドバ、とても素敵な町でした!しかも暖かくて観光していても凍えないで済んだし(*´ω`*)
「スペインに1日しかいられないならトレドに行くべき」と言われているそうですが、私はコルドバを勧めたいなと思いました。
次はトレド編です!