ヨーク滞在日記

夫の留学に付き添って渡英。日常&旅を記録します。

今年も遂に!ハイイロガンの雛誕生!

更新が久しぶりになってしまいました。連日のコロナ報道ですっかり気が滅入ってしまい、、ブログを書く気が起きませんでした。来週からオーストリア&ハンガリー旅行を予定していたのですが、それもキャンセルすることに(-"-)

世間は暗いニュースばかりですが、グッドニュースがあったので久しぶりに記事作成ボタンを押しました!

恐らく今年初と思われる、ハイイロガンの赤ちゃんを発見したのです!!

とうとうこの時期がやってきた!ヨークはまだまだ寒いですが、春が近付いてきたのを感じますね。

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↑全部で4羽。ぽわぽわして可愛い(*´ω`*) 小さな声でピヨピヨ鳴いています。

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↑親鳥の羽毛に入ろうとする雛たち。

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↑こんな風にいい感じに格納されます笑 中はさぞかし暖かいんでしょうね。

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↑夫婦ツーショット。右側の親鳥は格納後の姿。このようにすっぽりと納まっていると雛がいることに気付けませんね。

 

去年のこのシーズンは「子供が生まれてもあまり狂暴にはならないんだなー」と思っていましたが、この時の夫婦は私たちにも「フーッッ!!」と威嚇してきたし、近付いてくる他の鳥たちにも同じような威嚇をして追い掛け回していたのでかなり神経質になっているのかなという印象でした。

(去年のあの警戒心ゼロ具合は何だったんだろう。。他のつがいからも雛が誕生してきたら収まってくるのかしら。)

今年はハイイロガンだけじゃなくて去年見つけることができなかったカナダガンの雛も見たいけど、、カナダガンの方が警戒心あるっぽいし難しいかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス

先日、イギリスでも新コロナウイルスの患者が出ました。(しかもヨーク!)

日本での患者数がまだ1桁の頃、「イギリスも時間の問題だろうなあ、まずは人が多いロンドンからだろうか」なんて考えていたのですが、いきなりヨークから出るなんて思ってもみませんでした・・。

ヨークの患者2人は中国人で、1人はヨーク大学の学生、もう1人はその親戚だそうです。今はイングランド北部のニューカッスルの病院で治療しているみたい。

さらに、3人目の患者も出てしまった模様(イングランド南東のブライトンにて)

 

渡英する前、「イギリスに行ったらアジア人だということで差別的発言を受けたりするんだろうな」と思っていましたが、実際ヨークに来てみるとみんな親切でフレンドリー。考えていたような態度を取られたことが一切なかったのです。

ただ、数日前にバスを待っていたところ、若いお兄さんたちがこちらをチラチラ見てさっと離れていきました。(もしかしたら私の思い違いかもしれませんが。)

バスに乗った後も前の座席のお兄さんが振り返ってじろじろと見てきたのでなんだか気分が悪かったです。

買い物に行ったり、町を歩いている分には怖い思いをすることは現時点ではありませんが、コロナウイルスの話をしている人の声はよく聞こえてきます。

また、普段大人気の中華料理屋さんは、お客が全然入っていませんでした。

 

コロナウイルスの流行に伴って中国人(アジア人)に対する風当たりが強くなっているので、私たちももしかしたら今後嫌な思いをすることが増えるかもしれません。

既にイングランド中部のシェフィールドではマスクをしている中国人学生が「なんでお前マスクしてんだよ?」と絡まれたという報道がある他、ロンドンの地下鉄でも中国人の横の座席だけ避けられているという記事もありました。

(マスクしたいけど、イギリス人はマスクをしないので予防のためにマスクしている私たちを見てウイルス元だと思われそうで怖い。)

 

 

コロナウイルス、、早く終息することを祈るばかりです。

 

 

ストークオントレントのバーレイとウェッジウッドでお買物

ずーっと気になっていたストークオントレント(Stoke-on-Trent)に遂に行って来ました!

ストークオントレントは陶磁器の里として知られている町。洋食器が好きなので行きたいなと思いつつ、ヨークからは遠いので二の足を踏んでいたのですが、、思い切りました!

今回行ったのはバーレイ(Burleighウェッジウッド(Wedgwood)のアウトレット。本当はワールドオブウェッジウッドという博物館にも行きたかったのですが、場所が少々厄介なので日帰りでは無理だということで断念(´・ω・`)

ヨーク→マンチェスター→ストークオントレント→バーレイという道順で2時間40分程掛かりました・・。ロンドンからだとストークオントレントまでは1時間半程らしいですね。

 

ストークオントレント駅に到着。

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↑ウェッジウッドさんの像がお出迎えしてくれます。

ここからバーレイまでは歩くと1時間も掛かるようなので、Uberを使ってタクシーで行きました。ドライバーを手配した途端「I've arrived」とメッセージが来てすんなり乗車できました。料金は6.72£でした。安いですね。

 

バーレイ

1851年に創設。今でも職人さんが昔ながらの手法を使って作っているそうです。

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↑入口。

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↑壁にかかっている垂れ幕も食器と同じ柄!

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↑入り口を入るとすぐショップになっています。1階がアウトレット品売場。

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↑テンション上がること間違いなし!どれも上品です。

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↑2階は正規品を販売していました。

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↑ディスプレイもセンスがありますよね!

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↑灯りがポットになってます!

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↑色付け前の食器たちが棚に並んでいました。

ショップの他に、ファクトリーツアーとヘリテッジツアーというのがありました。

ファクトリーツアーは時間の関係で厳しそうだったので、ヘリテッジツアーはどんなものなのかチケットカウンターの人に尋ねたところ、「無料で見学できるエリアの他にヘリテッジツアー限定で入れるコーナーがあるのよ。まずは無料で見学して、ヘリテッジツアーコーナーも見たければ申し込んでね。」とのこと。

(私たちは結局無料部分しか見ませんでした。)

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↑チケットカウンター横のドアから外に出たところ。

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↑首輪をした猫ちゃん。にゃーと言いながらすり寄って来てくれました。ここで飼っているのかしら。

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↑この辺は無料で入れます。ギャラリーが入っていました。

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↑ここはヘリテッジツアーじゃないと中に入れないようです。

 

お昼は敷地内のカフェで食べました。

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↑この写真時点では空いていましたが、13時頃になると満席に!

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↑カウンターで注文するスタイル。テーブルにもメニューが置いてあります。

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↑アールグレイを注文。大きなポットで出てきました。カップとソーサー、ポット本体と蓋が違う柄になっています。可愛い!!

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↑(左)Lobbyというノーススタッフォードシャー伝統スープ・(右)サンドイッチとトマトスープのセット。味はまあ普通でした(*´з`)

次はウェッジウッドのアウトレットに向かいます。この日、交通費が凄まじく掛かっているので(往復で1人50ポンドくらい(-_-;) アウトレットで安い食器を買うために高い交通費を掛けるという本末転倒っぷりは気にしちゃ駄目だ)、節約のため30分程歩きました。

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↑バーレイ敷地内の煙突。

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↑壁に割れた食器で装飾がされていました。

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↑川沿いの道をずーっと歩いて行きます。

 

ウェッジウッド&ロイヤルドルトンアウトレット

広い!商品の数も多いので2時間くらいは滞在していた気がします。

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↑手前に見えているのはロイヤルアルバートの食器たち。

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↑オールドカントリーローズの食器。カップがだいたい12£、ソーサーが11£くらいでした。30%オフくらいでしょうか?

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↑ジャスパーはこれだけしかありませんでした。(正規品で値下げ無し)あわよくばお雛様のプレートかフォトフレームが安く買えるかもと思っていたのでがっかり( ;∀;)

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↑ウェッジウッドの定番・ワイルドストロベリーも全然安くなっていない・・!10£くらいだったら買おうかなとか考えていましたが甘かった・・。

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↑(右)ワイルドストロベリーのカップ35£ (左)コーヌコピアカップ40£。

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↑ウォーターフォードのガラス製品。25パーセントオフのようですがそれでも高かったです。

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↑インディアは50パーセントオフ。小皿で14£くらいだったような気がします。

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↑ジャスパー・コンラン(フローラル)はなんと最大70パーセントオフ!

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↑ティーガーデンのカップ&ソーサーは50パーセントオフ。

 

欲しかったジャスパーとワイルドストロベリーが買えなかったので最初はかなり落ち込みましたが、何だかんだ楽しくお買物しました。お雛様プレートは3月以降に行けば置いてたりするのかなあ?

 

購入品

まずはバーレイでの購入品。

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↑上のボウルはお茶碗にも使えそうです。22£→15.4£でした。下のお皿は18£→12.6£。パスタとか入れるのに丁度良さそう。アウトレット品なので裏が少し削れていたり、表の柄がずれていたりしますが全然問題ないです。購入するときは目立った汚れがないか入念にチェックすることをおススメします。

 

次、ウェッジウッド&ロイヤルドルトンアウトレットでの購入品。

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↑ティーガーデンのカップ&ソーサーを買いました。50£→25£。これは良い買い物をしたと思います!普段使いには怖いのでお飾り&来客用ですね。箱も可愛いので取っておきたくなっちゃう。

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↑真ん中はジャスパー・コンランの大皿とボウル。大皿は32£→9.6£。ボウルは33£→9.9£。電子レンジも食洗器も使えます!この値段なら普段使いに持って来いですね。周りのカラフルな長皿はロイヤルドルトン。24£→6£でした。安くてデザインもまあまあ可愛いのと、焼き魚を盛るのに使いたいね、とのことで購入しました。これも電子レンジ・食洗器OK!

 

買いすぎも良くないので最後に諦めたロイヤルアルバートのお皿も買えば良かったかな・・とか思い始めてきました。お雛様プレートもあるし、もう1度行こうかな、、でも交通費掛かるし遠いし、と葛藤させられます。

とりあえず、今のところは購入した食器たちを愛でて楽しもうと思います。

 



 

 

 

 

 

ソルテア(Saltaire)とハワース(Haworth)へのショートトリップ

イギリスにはたくさんの観光地がありますが、ヨークから日帰りで行ける範囲となると限られてきます。既に色々と行ってしまっているので持ち駒がなくなりつつあり、どうしようか・・と地球の歩き方をパラパラめくる日々。

とりあえず世界遺産の町だということで、ソルテアに行って来ました。

ヨークからだとリーズまで行き、電車を乗り換えて十数分。そこまで遠くはありません。

この町の見どころはヴィクトリア時代のモデル・ヴィレッジ。繊維工場で働く労働者たちの住居だったそう。

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↑駅付近。

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↑お昼ご飯をここで食べました。

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↑エッグベネディクトとケジャリーを注文。ケジャリーとはカレーピラフ風イギリス料理です。美味しかったですよ!(そして出掛けた時は昼間からお酒を飲みます)

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↑会衆派教会。面白い形ですね。中には入れませんでした。

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↑運河。マラソン大会やっていました。

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この町のシンボル、ソルツミルに行ってみます。

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かつては繊維施設として使われていたところですが、今ではショップやカフェなどが入っています。

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↑人々があくせく働いていた様子が想像できます。

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↑アートショップ。ポストカードやダイアリーなどが販売されていました。

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↑雑貨屋さん。オシャレな家具やキッチン雑貨など。

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↑工場稼働時の展示もありました。

 

少し町をぶらぶらしてみます。

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↑ヴィクトリアホール。イベントに使われるみたいです。

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↑ライオンの像が鎮座しています。

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↑モデル・ヴィレッジ。実業家のソルトさんが労働者の住環境を整備したそう。

 

大体見るべきところは見終わったかなと思ったのですが、この時点でまだ午後1時半くらい。帰るのには勿体無い気がしたので急遽ハワースへ向かうことにしました。

 

ハワースは「嵐が丘」や「ジェーン・エア」などで知られるブロンテ姉妹の故郷として知られいる所。

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↑坂道沿いには小さなカフェや雑貨屋さんが。どこもセール中でした。この道にあるチョコレート屋さんのチョコがとっても美味しかった!

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↑ソルテアよりも観光客で賑わってました。

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↑教会。

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↑教会横の小道。いかにもイギリスの田舎という感じで綺麗です。

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↑ブロンテ博物館の看板。この日は閉館していました。

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↑ミュージアムショップだけ営業中。

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↑このパブ(?)カフェ(?)で休憩。

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↑スコーンとホットワインを注文しました。どちらも温かくて美味しかった。

 

ハワース、あちこちに写真映えが詰まっている町だと思いました!

小さな町ではありましたが行って良かったです。

 

 

 

 

スペイン旅行③~トレド編~

コルドバからトレドへ移動。

直通の電車はないので、一旦マドリードへ行き、電車を乗り換えてトレドに到着です。

丁度お昼時だったので、マドリード行きの電車(AVE)は1等車にして昼食を電車で済ませることにしました。

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↑サンドイッチとチョコレート。飲み物はスパークリングを選びました。コーヒーももらえました。もっとがっつりした食事を想定していたので、これでは足りなかった(*_*;

 

マドリードでの乗り換えがちょっと大変でした。

トレド行の電車がどこから出ているのか分からずウロウロしていたところ、お店のお兄さんが教えてくれました。

教えてくれた方向へ行き、電車が何番線から出発するのか確認しようと電光掲示板を見るもなかなか表示されず・・。出発の15分程前になってようやく場所が表示され、その場所を探すものの、ホームの案内がなくどこへ行けばよいかわからない。警備員さんに聞いてようやく解決だ!と思いきや荷物検査の長い列が・・・。(電車は荷物検査しなきゃ乗れないのです。)ヒヤヒヤしながらもどうにか電車に乗り込むことができました。(電車は時間きっちりに出発するよ(^_-)-☆)

 

トレドも他の都市と同様、駅から市街地まではバス移動です。坂が多かった!

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↑ホテルのバルコニーからの風景。景色が良く見える部屋を選びました。グラナダもコルドバもトレドもホテル安いです。(マドリードは高い)

 

まずはトレド大聖堂に行ってみます。

トレド大聖堂

今回訪問した大聖堂の中で、一番豪華だったのはここだと思います。(キリスト教の本気度を見た感じ)最も印象的だった巨大なモニュメントは撮影禁止だったのがとっても残念。

夫のお気に入り大聖堂になりました。

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↑チケットは大聖堂前のオフィスで購入します。

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↑まばゆい輝きを放っていました。

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↑この祭壇もキリスト教の本気度が伝わってくる・・。柵がはってあったので柵の隙間から撮影。

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↑なんとも優しそうなお顔。

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↑えも言われぬ美しさ。

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↑巨大な壁画。巨人並の大きさ。

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↑光が差し込んで美しい。写真は撮れなかったけど、この横の壁一面に広がる彫刻群が圧巻だったのです。。

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↑歴代の大司教の絵が飾られているお部屋。

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↑真ん中の絵はエルグレコの「聖衣剥奪。」

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並外れた豪華さで見応えたっぷりです。(「豪華」という単純な言葉で言い切りたくはないのですが、、ボキャ貧なもので、、とにかくすごかった)

サンタマリア ラ ブランカ教会

あまり写真を撮っていなかったのですが、、ユダヤ教のシナゴーグだったところ。今は教会になっています。

中は広くはありませんでしたが、真っ白い柱が並び清潔な印象でした。

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サン・ファン・デ・ロス ・レイエス教会

回廊が美しい教会。

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↑クリスマス仕様だったのかな?ミニチュアの町が展示されていました。

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マザパン「サントトメ」

トレドの伝統菓子、マザパンのお店。アーモンドパウダーと蜂蜜などで作られたしっとりしたお菓子です。

マザパン以外にも美味しそうなお菓子がたくさん陳列してあって迷いました。

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お腹が空いていたあまりここで買ったマザパンの写真を撮り忘れてしまったのですが(-_-;)、こういうお菓子です。↓

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↑これはお土産用に買ったマザパンのパッケージ写真・・。

夕飯までお腹が持たなかったのでホテルの部屋で味わいました。めっちゃ美味しい!スペインはお菓子も美味しいですね。

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↑夜のトレド大聖堂。夜は全体的に町がひっそりしていましたが、ライトアップが綺麗でした。

夕飯「El Albero」

中心地からは離れているので、バスで向かいました。歩きでも可能な距離でしたが、何せ雨も降っていて寒く、坂が多いのです。

立地はやや面倒でしたが、料理は絶品だったので行った甲斐があったと思います。

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↑前菜。オリーブが大きくて旨みたっぷりで美味しかった!

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↑店員さんのオススメだったアーティチョーク。おススメされるだけあって美味しい!お酒がすすみます。

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↑左はメインのお肉。お肉もソースもトロトロです。右はブラックプディング。(スペインではモルシージャと言うそうですね。)血が入ったソーセージのようなものですが、臭みはなくとても美味しい。

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↑最後にコーヒーを頼んだらパリパリのお菓子が出てきました。こういうの嬉しいですよね!

店員のお姉さんは英語話せなかったので、コミュニケーションは主に雰囲気!笑(あとちょっとだけグーグル翻訳も使った。)

それでもちゃんと意思疎通ができるので不思議ですねえ。なんだか楽しかったです。

 

次の日の朝、展望台へ向かいました。

ミラドール デル バイエ

ここへのアクセスはちょいと厄介。一時間に一本程度のバスか、ソコトレンという名の列車型ミニバス、あるいはタクシーといった感じ。

ソコトレンは調べても時刻表が分からなかったのと、町中を時間を掛けてゆっくり回るようだったので、行きはタクシーで行き、帰りはバスを使うことにしました。

タクシーはアルカサル前からすんなり乗れました。(運転手さん、グーグル翻訳を使ってちょっとだけ観光案内をしてくれた!日本人は礼儀正しいから好きだと言ってくれました。)

運転手さんに別れを告げ、景色を楽しみます。

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↑なるほど、これは確かにめんどくさくても来る価値がありますね!

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↑こうやって見ると面白い地形をしていますよね。

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グーグルマップを片手に帰り便のバス停を探したのですが、それらしき表示がどうも見当たらない・・。バスに行かれてしまっては1時間待たなくてはいけないので、仕方なく数百メートル歩いた次のバス停からバスに乗車しました。

(10分もあれば楽しめる景色なので、タクシーの運転手には待っていてもらった方が良かったかもしれない)

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↑サン・マルティン橋。

 

これにてトレドはおしまい。コルドバが気に入ったと前記事で言いましたが、やっぱりトレドも綺麗な所だなあ。ブログを書いていると旅行の記憶が蘇ってくるので良いですね!

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スペイン旅行②~コルドバ編~

グラナダから電車でコルドバへ移動。

グラナダと同様、コルドバも町の中心へはバスで移動しました。

結論から言うと、私も夫もスペインで訪れた都市の中で一番コルドバがお気に入りになりました!

 

バスを降りてしばらく歩くと門が見えてきました。

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↑なんか雰囲気があるぞ!

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門をくぐった後の町の雰囲気もこぢんまりしていて素敵です。

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ホテルはメスキータの目の前を予約していたので、メスキータを目指します。

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↑見えてきた!

 

すごく立派な建物ですね!

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この日のうちにメスキータの見学を済ませようと考えていたのですが、閉館20分程前だったのでチケット売場のおじちゃんに時計を見せられながら「NO TICKET!」と言われてしまいました(-"-)

朝8:30~9:30の間は無料で入れるとネットの情報があったので、翌日の朝一に行くことにしました。

気を取り直してアルカサルへ向かいます。

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↑メスキータの壁の装飾。グラナダやコルドバのお土産屋さんにはこの模様のマグネットがたくさん売っています。

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↑聖ラファエル勝利像。観光客向けの馬車が待機していました。

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↑ローマ橋。

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↑川の水は濁ってますね。

街並みを楽しみながら、アルカサルに到着です。

アルカサル

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左側、ミカンの木があります。

グラナダもコルドバも、街路樹がミカンの木なんです!

美味しそうな実がたくさんなっていて食べたくなりました。

そもそも食べれるのかしら?食べれるやつだったら誰が食べるんだろう?土地の所有者だろうか?道路に潰れたミカンとか落ちてないけど、熟れ過ぎる前に誰かが収穫してるのかしら?と、疑問が尽きません。

 

塔に上るとお庭を見渡せるようになっています。

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↑ちょうど日没の時間でした。

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↑このまったり、のんびりとした雰囲気・・。実によきかな。

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↑ローマ橋も見えますね。

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↑通路を進んでいきます。

お庭に出てきました。

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↑暗くなってきてる&逆光でうまく映っていませんが、、池です。

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↑鳥の群れが「く」の字を描いて飛んでいました!分厚い雲に覆われていますが雨には降られませんでした。

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↑マイナスイオン出てそう。。

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たっぷりマイナスイオンを摂取できた気がするので、次の目的地に向かいます。

コルドバは小さい街だろうと思って時間をあまり取らなかったので、速足にならざるを得なかったのです・・。(こんなに素敵な所ならもっと時間を掛けるべきだった)

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↑黄色くライトアップされたアルカサル外観。

 

アラブ浴場

浴場遺跡。ここは正直行く必要はなかったかなあ。展示も少ないし、取りあえず博物館造った感というか。

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↑こういうお部屋の中を見て回ります。

 さらっと見学を済ませ、次に向かいます。

 

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↑歴史ある建物だと思うんですが、中には駐車場があってビックリΣ(・ω・ノ)ノ!

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↑真ん中の隙間が素敵そうなので進んでみます。

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↑やっぱり素敵でした!右側はレストランみたい。

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↑広場に抜けました。

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↑中は見ませんでしたが闘牛博物館のエントランス。

シナゴガ

ユダヤ教の小さな礼拝所です。

入場料も30セントとかだったかな。入り口のおじちゃんに「どこの国から?」と聞かれたのでオーディオガイドかパンフレットでもあるのかと思いきや、単に聞きたかっただけの模様。笑

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↑壁の装飾が美しいです。

 

夕飯の予約時間までやや時間が余ったのでどうしようかとぶらぶら。

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↑花の小径にやってきましたが、暗くてお化けでも出そうな雰囲気ですね笑

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↑いつの間にかメスキータまで戻ってきていました。

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↑夜のメスキータ庭。

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↑ハマムの前も通りました。行きたかったけど時間がなくて断念。(あと私が風邪気味だったのもある。旅行前に風邪ひく才能があるみたい。)

旅籠屋ポトロ

ふらっと立ち寄ったところですが、お花が壁一面に飾ってあって可愛らしい雰囲気。夜でも観光客結構いました。

「ドン・キホーテ」のセルバンテスが滞在したところらしいです。

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↑ここにもミカンがいっぱい。

このお庭の周りは美術館になっています。

意外と夜遅くまで空いているのですが、入り口があまりにもひっそりとしているのでみんなちょっと覗き込んで引き返してしまっていました。

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夕飯の予約時間になったので、いそいそとお店に向かいます。

夕飯「Al Grano "Arroces y más"」

今回のスペイン旅でバレンシアには行きませんでしたが、パエリアは食べておきたいよねということで選んだお店。

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↑サルモレホというコルドバ発祥のトマトスープ。スープというよりソースを飲んでいる感覚です。滅茶苦茶美味しいので帰ってから再現を試みましたが、ミキサーがないとできないみたい。

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↑(左)マテ貝。(右)パエリア。スペインは魚介が豊富ですね!マテ貝は旨みがぎっしり詰まっていて最高でした。パエリアはバーナーで炙ってくれているところ。

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↑こっちはイカスミパエリア。イカスミってなんでこんなに美味しいんでしょう。パエリアは大きさ控えめだったので2種類試すことができました。

 

スペイン滞在中お酒をしこたま飲みましたが、ワインもビールも外れがなかったです。どれもえぐみがなくて飲みやすい!

 

翌日、気を取り直してメスキータ見学に向かいます。

メスキータ

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イスラム時代にモスクとして建設されたものですが、レコンキスタ後にキリスト教の大聖堂として改築されたそう。

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↑思ってたよりも広いです!

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↑イスラム教の建物に無理やりキリスト教要素を詰め込んだ感がすごいです。

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↑ミフラーブという、メッカの方向を向いた空間。イスラム教のモスクにとって大事なものらしいです。

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↑こっちはキリスト教ですね。

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↑窓が可愛い

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↑この空間はキリスト教全開です。

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改築の際、イスラム教の要素が全て排除されなくて良かったなと思いました。キリスト教の豪華な教会はよくありますが、こういうのは珍しいですもんね。

 

次は革製品のお店に向かいます。

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↑花の小径も昼間に見れば可愛らしいですね。

革製品「MERYAN」

花の小径にあるお店。コルドバの伝統革細工が売られています。

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店内には革のバッグやお財布がずらりと並んでいました。革製の壁掛けや大きな箱も売られていました。

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↑夫はこのお財布を購入。普通の無地の革財布とはひと味違っていいですよね。これで一万円札がギリギリ入る大きさです。日本円は大きいので、外国でお財布を買う時はご注意ください!

 

ビアナ宮殿

メスキータ付近からはやや歩きます。

かつてのコルドバ貴族の邸宅。美しいパティオ(中庭)を見学しました。

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↑エントランス。

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↑アルカサルとか、アルハンブラ宮殿のお庭は広くていかにも庭園という雰囲気がありましたが、ここのお庭は少し家庭的な感じがします。

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家を建てるならこういうお庭がいいよね、とかふざけて話をしていました。(絶対管理できない!)

 

コルドバ職人教会

いよいよコルドバも終盤に差し掛かってきました。

革製品やアクセサリーなどのお店がパティオを取り巻くように並んでいます。

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↑本当によく手入れされていますよね。冬なのに寒々しくない。

 

ホテルに荷物を取りに行き、ラストメスキータを写真に収めました。

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コルドバ、とても素敵な町でした!しかも暖かくて観光していても凍えないで済んだし(*´ω`*)

「スペインに1日しかいられないならトレドに行くべき」と言われているそうですが、私はコルドバを勧めたいなと思いました。

 

次はトレド編です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イギリスのニューイヤーホームパーティ

2020年になりました。明けましておめでとうございます。

昨年の4月にブログを始めて以降、様々な方に読んで頂いてとても嬉しく思っています。ありがとうございます!

 

さて、皆さまはどのようなお正月をお過ごしでしょうか?

私たちは大晦日に英語の先生のお家で開催されたパーティに参加してきました。

友人や先輩のお家で宅飲みをしたことはありましたが、着飾ったホームパーティみたいなのは初めてでした。(よく洋服屋さんで「ちょっとしたパーティでもお召しになれますよ!」みたいなのあると思うんですが、そういう「ちょっとしたパーティ」に参加したことなかったと思う)

 

手土産は何がいいのだろう・・と調べたところ、手の込んだ食べ物ではなく、チョコレートやワインなどが良いとのこと。

先生のご家族が牛乳やナッツなどのアレルギー持ちだと聞いていたので、無難にワインとビールを持って行きました。

他のゲストもみんなワインを持参していたので、キッチンにワインボトルの森が出来上がっていました笑

ゲストは先生のご近所さん、職場の同僚やお友達などなど。全部で15人程。

 

今回のホームパーティには「1920年代」というテーマがありました。

何度か映画化もされているフィッツジェラルド原作の「The Great Gatsby」という作品がありますが、それの登場人物のような格好をしましょー!というものです。

(でも、強制ではないから好きなものを着てきてねーと言われていました)

先生の旦那さんを始め、ゲストの男性は蝶ネクタイを付けたりハットをかぶっていたり、女性もオシャレしていて華やかでした。

先生の旦那さんは「今日は僕はギャツビーなんだよ!」と言って周りを笑わせていましたが、私は映画のディカプリオよりも全然カッコいいと思いました(*´ω`*)

(旦那さんめっちゃイケオジ)

 

 

パーティの流れはだいたいこんな感じでした。

①お酒を飲みながら歓談

②クイズ大会

③テレビの前に集まってテムズ川のカウントダウン花火を見る

④みんなで手を組んで蛍の光を歌う

⑤庭に出て花火

⑥ひたすらおしゃべり

 

特に印象的だったのは③④⑤でしょうか。

まず③ですが、日本で除夜の鐘の放送があるみたいに、イギリスでもカウントダウンの中継があるんですね!

ロンドンアイ(観覧車)のスレスレで花火がばんばん上がっているから燃えないのか心配になるレベル・・。

去年はヨークミンスター近くのショボいカウントダウン花火を見て新年を迎えたので、それと似たようなものを想像していましたが規模が桁違いでした!

 

次に④。みんなで輪になって大声で蛍の光を歌います。

日本では蛍の光として知られていて卒業式などで歌われますが、もともとは「Auld Lang Syne」というスコットランド由来の曲。年明けとともに歌われるのがイギリスでは定番だそう。

ちなみにイングランドはどちらかと言うとニューイヤーよりクリスマスが大事で、スコットランドはニューイヤー>クリスマスだったらしいですよ。

 

最後⑤。イギリスでは年越しに花火をするのも習慣のようです。

旦那さんが手を真っ黒にしながら花火をあげてくれました。隣のお家からも花火の音が聞こえてきました。

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↑小さい花火だよと聞いていたけど、全然小さくなかった!

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↑みんなで火を回しながら線香花火もしました。線香花火は英語で「sparkler」と言うのですね。

 

 

現地人だらけの中でなじめるかな・・とか、色々心配していましたが終始和やかな雰囲気で楽しかったです。(結局帰宅したのは深夜2時頃になってしまった(*‘∀‘)

私が聞き取れなかったときにフォローを入れてくれた先生にも感謝です!