ヨーク滞在日記

夫の留学に付き添って渡英。日常&旅を記録します。

ヨークでピアノの先生探しに難航した話

かなり限定的な内容なのでブログに書くか悩んだのですが、自分なりに貴重な経験になったので記しておこうかと思います!

2か月程前からピアノのレッスンを受け始めました。

ピアノは私の趣味の1つです。(ただし音大を目指していたとかコンクールで賞を取ったとかそんな本格的ではなく、単なる趣味です。)

日本にいた頃は先生に習っていたのですが、イギリスに来てからしばらくは自力でゆる~く練習していました。

が、自力では限界が来ていたのと、英語でレッスン受ければ英語の勉強にもなるかなーという理由で先生を探し始めました。

 

ところが、先生探しは難航・・・。

ネットで検索して候補に出てきた先生の詳細を見るのですが、他の楽器が専門の先生が多かったのです。(ギターとかサックスとかが専門だけどピアノも少し教えられるよみたいな)

ようやく良さそうだなと思った先生に連絡して体験レッスンをしてもらっても、

「君が求めている指導はできないから、ヨーク大学の先生にコンタクトを取った方がいいよ」と言われ、、

ヨーク大学の演奏指導の先生を参照してみるものの連絡先が分からない、、、

どうにか連絡先が書いてあった先生に勇気を振り絞って電話してみるものの「今は生徒募集してないの」と言われ、、、

 

もう先生見つからないかなぁと思っていました。

 

英語の先生に愚痴ったところ、「ヨーク(というかイギリス)はクラシックあまり人気ではないかもねぇ。ロックが好きな人が多いからみんなギターやるんだよ」と言われました。

隣町のリーズまで行けば音楽の学校もあるしピアノの先生も結構いるようなのですが、電車代も掛かるし通うのも負担だしなあと。

 

ところが、ダメ元で連絡していた先生から返信があり、レッスンを受けさせてもらえることに!

ロシアの音大を卒業されたロシア人の先生で、とっても的確な指導をしてくれます。しかもフレンドリー。

既にたくさんの生徒がいるみたいで、時間的に新しい生徒を取るのは厳しかったようですが、スケジュールを調整してくれています。

相性の良い先生を見つけられてラッキーでした。

 

普段の練習場所ですが、自宅には日本から持ってきた電子ピアノしかないので、たまにヨーク大学に行ってスタジオのアコースティックピアノで練習しています。(調律されてなくてボロボロですが年間9ポンドとかで弾き放題なので仕方ないですね)

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↑世界3大ピアノの1つ、ベヒシュタインのグランドピアノが置いてあります。調律すれば良い音が出そうなのになあ。

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↑同じ部屋にアップライトピアノとオルガンも置いてあります。

今練習しているのはシューベルト歌曲をリストがピアノ編曲した「糸を紡ぐグレートヒェン」。

ユジャ・ワンの演奏が好きです。

人前で演奏するレベルには程遠いですが根気強く練習したいと思います。