パブでラグビー(日本VSスコットランド)を見てきた
台風が大変なことになっていたようですね。親戚や知人が関東周辺に住んでいるのでヒヤヒヤ心配しながらニュースを見ていました。
友人はラグビーに行く予定だったのに中止になったと悲しんでいました。自宅周辺の河川が増水したとのことで、一時は避難所に行っていたようです。
そんな中日本中に感動を与えたと、ラグビーの日本対スコットランド戦が話題になっていますね。
私たちはお昼ご飯を食べながらパブで観戦していました。
私はラグビー素人でルールも何も知らなかったので、超初心者用のルールを参照しながら試合を観戦しました。
お昼時ということもあるかとは思いますが、店内はほぼ満席。みんなモニターを見ながら食事を楽しんでいました。
ヨークはイングランドなので、(因縁の相手と言われている)スコットランドと日本のどちらを応援するんだろう、と思っていましたが、パブにいたお客さんはどちらかと言えばスコットランド寄の雰囲気でした。スコットランドが点を入れると「おー」って感じ。
ただ、とあるおじさんが声を掛けてきたのですが、彼は日本を応援しているとのこと。日本が点を入れた時はハイタッチをしにきてくれました笑
夫曰く、サッカーの時ほど盛り上がってはいないかなとのこと。確かに日本が勝利した後もみんな特に騒ぐことなくスーッと立ち去って行った気がします。(イングランド戦だったらもっとヒートアップしていたのかもしれませんが)
食べ物はビールと揚げ物を注文しました。
↑手羽先はどこか日本を感じさせる味付でした。
いざ試合を見てみると応援に熱が入るものですね。80分間ドキドキしっぱなしの手に汗握る熱戦でした。
試合終了直前の日本選手たちの「絶対にスコットランドに点を入れさせないぞ!」という熱意が画面越しでも伝わって来て感動しました。
ヨークの観光スポットについて(Castle Museum編)
久しぶりに、ヨークの観光スポット紹介です。
クリフォードタワーからすぐ近くにあるヨーク城博物館。
かつて存在したヨーク城内の刑務所だった場所に建てられた博物館です。
ヴィクトリア時代の街並みが再現されていたり、昔から現代に至るまでの洋服のコレクションがあったりと、展示品は膨大です。
小さな博物館かと思いきや全部回ると1時間かそれ以上掛かります。
↑入り口。カフェもあります。
入るとすぐにお部屋の展示があります。
↑ご馳走が並んでいます。
↑おもちゃの展示コーナー。
↑洋服のコーナー。
一番の見どころはこの街並み!
昔の夜の町はこんな感じだったんでしょうねー。何回かこの博物館に足を運んでいますが、その度ワクワクします。
↑裏路地に入ると暗ーい雰囲気に。汚いところもちゃんと再現されています笑
↑悪いことをした人を閉じ込めておく檻もあります。
ここまでがチケット売場から向かって左のエリア。右のエリアは主に戦争に関連した展示や昔監獄に入れられていた人たちにまつわる展示などになっています。
↑戦争展示の後に出てくる戦後コーナー。少しだけビートルズの展示もあります。
中庭には処刑グッズが・・(*_*;
ここを抜けた先に庭があるのですが、運が良ければガンがいることも。
↑カナダガン。このエリアにはハイイロガンよりもカナダガンがいることが多いです。
ヨーロッパらしいお部屋や街並みが好きな方には是非訪れて頂きたい博物館です!
Bootsのクリスマスコフレに心を奪われそう
私は最近こそ日焼け止めにパウダーをはたいて眉毛を描くくらいしか化粧をしないのですが、日本にいた時は休日にガッツリメイクするのが好きでした。
日本から化粧品を持って来ていたのであまりイギリス製品を買い足したりもしていなかったのですが、フラっとBoots(マツキヨみたいなドラッグストア)に寄ったところ、化粧品やハンドクリームなどのギフトセットがたくさん売られていて「はああ・・可愛い(/ω\)」となったのです。
↑これはNo7のコフレ。No7はBootsの化粧品ブランドです。ここのアイクリームはシワに効果覿面ということで爆発的に売れたそうです。
↑イギリスの服飾ブランド・TED BAKERのコスメ。パッケージだけでも欲しくなる可愛さ。
↑MONSOONというこれまたイギリスの服飾ブランドのコスメと、LAURA ASHLEのハンドクリームセット。左側にはハリーポッターの「COMING SOON」と書かれた看板もあります。何が出るんだろう。
どれもこれも可愛くて目移りしてしまいます。欲しいなと思いましたが、頭がオーバーヒートした状態で買ってしまうと後で後悔しかねないので、一旦冷静になってからじっくり考えることにしました。
購買意欲をくすぐられるデザインだらけで困ってしまいます(*_*;
ちなみに、クリスマスギフト以外の通常コスメコーナーはこんな感じです。
↑日本から撤退してしまったブルジョワもあります。
↑マックスファクターのメイクアップも確か日本撤退してましたよね?ロレアルとかリンメルは日本と色展開が違う気がします。
↑人気のブラシ・タングルティーザー。イギリスの製品だったんですね。イギリスだと少し安く手に入ります。日本で買ったのでちょっとショックでした。
↑だいぶ前に撮った写真ですが、こういうトラベルポーチみたいなのも売っています。TED BAKERのもの。季節によってデザインが変わります。最寄りのBootsでは最近品薄気味なので悲しいです。
Bootsで時間を潰そうと思えば何時間でも潰せる自信があります!!今の時期にイギリスを訪れる方は是非立ち寄ってみてくださいね。
ポーランド旅行⑤~クラクフ編~
ポーランド旅行最終回です。
クラクフはまとまった1日を観光に費やせたわけではなく、3泊4日の合間を縫って観光したので、何から書けばよいのやら・・という感じです。
取りあえず写真のデータ順に書いていこうと思います。
- バルバカン
- 織物会館
- 聖マリア教会
- ヴァヴェル城
- ユダヤ人街・カジミエシュ地区
- レストラン「Czarna Kaczka The Black Duck」
- レストラン「Klimaty Poludnia」
- ボレスワヴィエツ「Dekorbuy」
バルバカン
かつて城壁があった名残だそうです。
中も見学できるそうです。
この広場には馬車が待機しています。
門を抜けると・・
↑フロリアンスカ門
綺麗な街並みが広がります。
織物会館
とっても可愛いお土産が売っています。お店の数も多いので目移りしちゃいます。
私たちはマグネット・木箱・眼鏡ケースの3点を買いました。
マグネットは記念として行った先々で買うようにしているのです。
木箱は色々な大きさ・色・デザインのものが売られています。クラクフの街並みが彫られているものもありました。鍵付きです。
眼鏡ケースもいくつか種類がありましたが一番ポーランドっぽいかなと思ったものをチョイスしました!眼鏡拭まで可愛い(*´ω`*)
その他、琥珀のアクセサリーや革製品・食器なども売られていました。
お店にもよると思いますが、カードマシーンを置いてあるところもありましたよ!
聖マリア教会
正面の入り口から入れるのですが、そこからだと入り口から中をちょっと覗くぐらいしかできません。右にちょっと進んだ向かいの建物でチケットを購入すればしっかりと中に入ることができます。
↑右側から2番目の建物がチケット売り場だったような気がする・・
中は息を呑むような美しさ!
是非中に入ってじっくり見学してみてください。
ヴァヴェル城
↑坂道がちょいきつかった。
↑お庭は無料で入れます。
こちらのお城、予約が特殊でやや面倒でした。
普通の観光施設はウェブサイトでチケット購入ができると思うのですが、ここを予約する場合は訪問日の2週間前までにメールで申請書を送る必要があるのです。
(申請書・送り先はここに記載有)
それに気付いたのが3週間前くらい。慌ててメールしました。(もちろん当日窓口で購入することもできますが、「○時から○時の間は△人しか入れない」という制限があるので、遅い時間に行くと希望の時間に入れないということが起こり得るそうです。)
城内に見るべきところがたくさんあったのですが、時間の関係で以下3箇所だけ見学することにしました。
①城の大広間(これのみメールで予約)
中は写真撮影は禁止でした。重々しい感じであまり好きなテイストではなかったかなあ。
↑こっちの方向に行きます。
↑入り口はこの角の所。
②大聖堂(ここは予約しないで入れた)
チケットは入り口のチケットオフィスではなく大聖堂近くのチケット売場で購入します。ここも写真撮影禁止。
↑塔の上からの景色。
③竜の洞窟(ここも予約しなくても入れた)
ドラゴンが住んでいたという言い伝えがあるそう。
入り口のチケットオフィスで購入。(洞窟入り口のチケットマシーンが壊れていたため。普段はそれで買えると思われる)
↑暗いので足元注意。
洞窟を抜けるとドラゴンがいます。
このドラゴンちゃん、10分に1回ほど火を噴きます!
↑火を噴き始める直前に「シュコーッ」という音がするので、それがカメラを構える合図です笑
ユダヤ人街・カジミエシュ地区
旧市街の方とは何となく雰囲気が違います。
ちょっとやさぐれた感じがしたので、夜はあまり出歩きたくないかな。。
↑スタラ・シナゴーグ。月曜日の午後だったためか閉館していました。
↑レム・シナゴーグ。ここは見学できました。
↑内部。落ち着いた内装です。綺麗だなと思いました。
↑天井の柄も好みです。
レストラン「Czarna Kaczka The Black Duck」
とっても美味しいダックが食べれるレストランです。昼食で利用しました。
予約はしていませんでしたがこの日はすんなり入れました。人気店のようなので夜は予約した方がいいかもしれません。
↑店内は鴨やアヒルモチーフがいっぱいです。
↑お通しのパテとピクルス。
↑揚げピエロギ。揚げても美味しいです。
↑ワルシャワで食べたジュレックが美味しかったので再トライ。
↑メインのダック。ホロホロで美味しいです。チェリーソースも美味しいので全てかけました。
レストラン「Klimaty Poludnia」
こちらは夕食で利用。ポーランド滞在中一番美味しかったレストランです。ちょっとだけ外れたところにありますが雰囲気も落ち着いていて良いです。テラス席ではギターの生演奏もありました。
ポーランドのワインを飲んでみたい旨を店員のおじちゃんに伝えると目を輝かせて色々説明してくれました。「ポーランドはウォッカが有名だけど、ワインもイケるでしょ!?」ととても嬉しそうに話していて何だか微笑ましかったです笑
↑リースリングを注文しました。セミスイートで飲みやすかった!普段は旅先でのお酒は控えめにしますが、気付いたら二人で1本飲んでいました。
↑ニジマスのサラダ。ピンクグレープフルーツでサッパリ。
↑ピエロギ。中身はチーズとベーコンだったかな。ここのピエロギが一番美味しかったです。生地がもちもちながらもトロトロです。
↑ウサギ。ソースも絶妙な濃厚さでワインにすごく合います。
すっかりピエロギの魅力にハマってしまいました。
ボレスワヴィエツ「Dekorbuy」
店頭の写真を撮り忘れましたがここにあります。
ワルシャワではマグカップを1つしか買わなかったので追加で以下3点を足しました。
↑小鉢は料理が美味しく見えますよ!
「現金で払えばまけるよ!(10%とかだったかな?・うろ覚え)」とのことだったのですが、現金は使い果たしたところだったので「カードしかない」と伝えると、「じゃあ5%(うろ覚え)だけまけてあげるね」と言ってくれました。
店内は床にまで商品が所狭しと並んでいました。大皿も可愛いかったなあ。
ポーランドは私が今まで旅行した国の中で一番お土産が充実していました。食べ物も美味しかったし大満足でした!
ポーランド旅行④~ヴィエリチカ岩塩坑編~
ポーランド第4弾です。
クラクフからバスでヴィエリチカ岩塩坑へ行きました。
母がヨーロッパが好きで世界遺産の本をたくさん持っていたのですが、物心ついたころからショパンが好きだった私はショパン見たさにポーランドの本を手に取り、たまたまヴィエリチカ岩塩坑の存在を知りました。
「こんな綺麗な所があるんだ!見てみたい!舐めてみたい!」と思ったのを何となく覚えています。
何が凄いのかというと、シャンデリアや彫刻などほとんどが岩塩でできているということ。
本当は電車で行くのが時間も掛からず楽らしいのですが、2020年まで工事中で電車の本数が限られているため、電車の代わりに出ているバスに乗って向かいました。
↑バス停から徒歩3分程です。
ネットで英語ガイドツアーを事前予約しておきました。購入した際のメールを窓口で見せ、チケットに交換してもらいました。
写真ライセンスの購入が必要との情報があったのですが、今はもう必要なくなったみたいです。
今回のポーランド旅、全体的に真夏のような暑さだったのでこの日も薄着で行ってしまったのですが、岩塩坑の中は約16度。歩いているうちに気にならなくはなりましたが、寒さに弱い方は羽織るものを持って行ってください!
ツアーの最初は階段をただひたすら下っていきます。
↑目が回り足がガックガクになります!
↑作業の様子が再現されています。ちょっと怖い。
↑塩でできたコペルニクス像。
↑壁も塩です。場所によっては手が粉っぽくなったりベタっとしたりしました。舐めはしませんでした笑
↑キンガ姫伝説を再現した彫刻。もちろん塩でできています。ちょっとしたライトピカピカショーが見れます。
↑馬を使って採掘していたようですね。
↑水が流れています。みんなで順番に舐めました。しょっぱい。
↑小人像。
↑途中で現れるキリスト。
さあ、ヴィエリチカ岩塩坑のメインとも言える聖キンガ礼拝堂に来ました!
本で見たところだー!
壁一面に彫刻や装飾が施されています。
↑シャンデリアは塩飴みたいでした。
↑ガイドさんが音楽を掛けてくれました。ゆるやかなライトアップと併せてロマンチックな気分にさせられます笑
↑最後の晩餐。
先に進みます。
泉が出現しました。
↑なんて神秘的なんでしょう!
↑待ち受けにしたい美しさ。
↑写真では分かりにくいですが、天井が高く見上げるとクラッとします。
この後休憩時間があります。ツアーを再開するときはガイドさんが人数を確かめてくれるので安心。
↑お土産屋さん。岩塩のランプや飾りなどが売っています。
↑スナックの売店もあります。
ツアー再開です。
お土産屋さんに出ます。ここで買い忘れても最後の最後にもう1か所あります。
↑氷柱。今にも折れそうです。
この後エレベーターに乗って地上へ戻ります。エレベーターあって良かった・・。
↑エレベーターちょっと楽しかった笑 すごいスピードで上昇します。
以上でツアー終了です。お土産にこちらを購入しました。
料理用の塩です。ラムを焼くときに使ってみましたが美味しかったですよ!
ノーマルタイプを購入しましたが、ハーブソルトなどもありました。
その他バスソルトやボディスクラブも売っていたのでプレゼントにも良さそうですね。
次回はポーランド旅行の最終回、クラクフについて書こうと思います。
ポーランド旅行③~ワルシャワ⇔クラクフ列車編~
ポーランド第3弾は、印象的だった列車について書こうと思います。
クラクフ→ワルシャワとワルシャワ→クラクフの移動を経験したのですが、後者がとてもラグジュアリーで良かったのです。前者もある意味良い思い出になったのでどんな感じかご紹介していこうと思います。
まず、クラクフ→ワルシャワについて。
EIC(エキスプレスインターシティ)という列車を利用しました。後述のEIPという列車の方が移動時間が短く、車両も最新だったのですが(値段もその分高い)、都合が良い時間帯の列車がEICだったためこれを選択。事前にチケットはネットで購入しておきました。
片道97.3ズロチ(=約2600円)でした。
座席はコンパートメントタイプ。空気がめちゃくちゃ悪くて居心地最悪でした笑
写真撮りたかったけど撮れるような雰囲気ではありません・・。
もしかしたら静かにしなければならない号車を選んでいたのかもしれませんが、乗客は一言たりとも発しません。イギリスの電車ではみんな電話もするし、パーティー並にどんちゃん騒ぎしている光景もよく見るので対照的でした。
座席が狭いので身動きも取りにくいです。また、照明が暗い(-"-)
唯一の嬉しい点は飲み物サービスがあることです。
インスタントコーヒーでしたが無料で飲めるのは嬉しいです。
注文したのは私たちだけでなぜか現地人は何も飲んでいませんでした。
お次はワルシャワ→クラクフ。
私が書きたかったのはこっち!!
今度はEIP(エキスプレスインターシティ プレミアム)を利用しました。
プレミアムです、プレミアム!!ペンドリーノというポーランド最速列車のようです。
(恥ずかしながらドンペリーノと呼んでいた)
ちょうど夕飯の時間だったこともあり、食事が出るという1等車にしてみました。
119ズロチ(=約3200円)でした。往路とは600円差ですが、600円以上の価値があったように思います。
まず、座席が広く清潔。
そして、食事の内容も充実しています。
席についてしばらくすると係のお兄さんがメニューを持って来てくれます。
お兄さんが戻ってきたら食べたいものを注文しましょう。
↑コーヒーはインスタントではありませんでした!飲み物は温かい飲み物と冷たい飲み物を1つずつもらえます。お菓子もおいしかった。
↑これは夫が頼んだダック?だったかな。クオリティ高いですよね。
↑私が頼んだワッフル。疲れた時は甘いものが欲しくなります。
少し軽めではありますが十分1食分になり得る内容でした。
たった3200円で移動ついでにちょっとした贅沢気分が味わえて良かったです。
EIPに乗る方には1等車をおススメしたいです!
ポーランド旅行②~アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所編~
ポーランド旅行第2弾。
クラクフからバスでアウシュヴィッツに行って来ました。
映画「戦場のピアニスト」を小学生か中学生くらいの時に見て虐殺が日常的に・平然と行われている様に衝撃を受け、その後も大学の授業で反ナチ運動「白いバラ」のメンバーであるゾフィー・ショルの映画を見たり、フランクルの「夜と霧」を読んだり・・という機会がありました。
そのため、実のところ行くのが怖くはあったのですが、今後ポーランドに行くことがあるか分からないし、今回行ってみるべきだとの結論に至りました。
クラクフ中央駅のバスターミナルからアウシュヴィッツ(現地語でオシフィエンチム)行き直行バスが出ています。(所要時間は約2時間)
片道15ズロチくらい(=約400円)とお安いです。
色々な方のブログを参考にLajkonik(ライコニック)という会社のバスを使って行きました。アウシュヴィッツが終点なのでバスの中で眠っても大丈夫です。
指定席ではないので座れるか心配でしたが、そこまで混雑していなかったので問題ありませんでした。
入場時間までお昼ご飯を食べながら待つことにしました。
Restauracja Art-Deco
博物館のすぐ目の前にあるレストランです。
お店に入った後に調べたところ、グーグルでの評価が☆3.1で、口コミもひどかったので不安になりましたが、サービスも問題ないし全然美味しかったです。
↑ポーランド郷土料理のビゴス。ザワークラウトとお肉の煮込みです。美味しいです。
↑ザワークラウトのピエロギ。(ザワークラウトかぶり)酸味がちょうどいいです。
時間になったので博物館に向かいます。本当はオプショナルツアーなどで日本人ガイドをお願いしたかったのですが、時間の関係で断念。英語ガイドです。
↑バス停から博物館までの道。ベンチで休憩したり芝生に寝転んでのんびりしている人もいました。
チケットを見せると荷物検査があります。(空港みたいな)
イヤホンを受け取り、ガイドさんが来るまでここで待ちました。
↑樹が茂っていてのどかな雰囲気です。怖い感じはありませんでした。
ツアー参加者は全部で30人ほどでした。1度集団からはぐれてしまうと戻れなくなりそうだったので、他の参加者を覚えておいた方が良いです。
↑有名な「ARBEIT MACHT FREI (働けば自由になる)」の文字。実際はそんなことありませんでした。収容所に連れてこられた人たちは2手に分けられました。1つは健康で働けそうな人・もう1つは女性や子供・老人など。後者はガス室に送られました。
↑鉄条網が張り巡らされています。あまりにも過酷な環境に耐えられず自ら電流が流れる鉄条網に身を投げる人もいたそうです。
↑建物の中が展示室になっています。
↑ガス室の模型。
↑ガス室で使われたガス缶。チクロンBという殺虫剤です。
↑没収された義足や杖など。
↑こちらは靴です。凄まじい数。
↑ここで銃殺が行われました。ここに立った人の恐怖は計り知れません。
↑真ん中に少し見えているのが収容所所長だったルドルフ・ヘスの家。家庭では優しい父親だったそうです。
↑ガス室に入ります。
↑ガス室内。想像していたよりも広い部屋でした。シャワーを浴びると言って連れていかれたそうです。前述のチクロンBが使用され、人々は20分程で息絶えたそうです。
↑死体は髪の毛や金歯などを抜かれた上で、この焼却炉で焼かれました。死体を運ぶのも収容された人々が行っていました。
写真を撮っていませんが、人体実験の犠牲となった少女たちの写真が痛々しいものでした。思い出すだけで心が締め付けられます。
アウシュヴィッツを見終わったらシャトルバスでビルケナウに向かいます。
公式のガイドはここで終わりだったのですが、ガイドさんが「もしビルケナウのガイドも聞きたければ20分後のバスに乗って来て。ビルケナウの前で待ってるから。」と言っていたのでガイドしてもらうことにしました。
たぶんここで離脱した人はいなかったんじゃないかな。
ビルケナウ収容所
アウシュヴィッツは博物館に整備されていますが、こちらは当時の光景がほぼそのまま残っています。
↑有名な光景。
収容者が増えてアウシュヴィッツでは収容しきれなかったためこちらが建てられたとのこと。
↑実際に当時ここで人の仕分けが行われてたのかと考えると恐ろしいです。
↑あまりにも広い。
ガス室送りにされる女性たちが収容されていたバラックの中を見学することができます。
↑中は真っ暗で足元もガタガタです。湿気がありつつもひんやりした空気でした。
粗末な造りな上に水道も整備されておらず、病気が蔓延しました。トイレに行く回数も制限されていたそうです。
ビルケナウから再びシャトルバスに乗ってアウシュヴィッツまで戻り、往路と同じライコニックバスでクラクフまで帰りました。(クラクフ行のバスはアウシュヴィッツ~ビルケナウ移動用シャトルバス乗り場と同じ場所。)
この記事を書いていてまた気持ちが沈みました。
本当に本当に、あってはならない悲しい歴史です。
しかし、現在に至るまで世界中のあちこちで内戦や迫害が起こり続けていることを考えると人類が存在する限り残酷な行いがなくなることはないのだろうかとも思ってしまいます。
このような出来事を経験していない私たちができるのは当時の状況を知ることだなと痛感しました。(「夜と霧」を読み直そうと思いました。)
ポーランドを訪れた際は、是非とも足を伸ばして頂きたいです。