Manchesterで日本食欲を満たす
日曜日に、マンチェスター観光に行ってきました。
マンチェスター空港は利用したことがありましたが、町自体を観光するのは初めて。ヨークからは電車で1時間15分で行くことができます。
↑マンチェスタービクトリア駅
梅寿司
今回の最大の目的はお寿司を食べること!色々なスーパーでお寿司が売られているのですが、日本のものとは違うんですよね・・。カリフォルニアロールのような巻寿司がメインだし、サーモンばかりなので、ただただ他のネタが食べたかった。。
お寿司屋さんはこちら。
梅寿司というお店です。
家を出る直前にネットで予約をしました。少しわかりにくい場所にあるにも関わらず、お客さんがひっきりなしに来ていました。予約をしていなかったお客さんが入れていなかったようなので、事前に予約をした方が良いです。
↑店内は明るくていい感じ。
行の電車の中でホームページのメニューを見て何を頼むか考えていました。
まずは握り盛合せを注文。
久しぶりの本格お寿司です。
日本で食べられるお寿司にはやや劣りますが、シャリはちゃんとお寿司仕様でネタも美味しいです。ボタンエビと帆立がプリプリで満足。
これだけでお腹いっぱいになりましたが、勿体無いのでイクラ軍艦と茶碗蒸しを追加で注文。(しめ鯖も注文しましたが売り切れでした。)
↑茶碗蒸しにはエノキとタコ、枝豆が入っていました。珍しい。
お値段ですが、握り盛合せが33ポンド(約4620円)、イクラが6.3ポンド(約882円)、茶碗蒸しが5.8ポンド(約812円)、更に日本酒は1合で13ポンドくらい(約1820円)。
とてつもない散財をしてしまいましたがお寿司を堪能できて満足です。
これで第一目的は果たせました。
第二目的のラーメンは夕飯に取っておくことにして、それまでの間町を歩いてみます。
マンチェスター大聖堂
この辺り一帯はいかにもヨーロッパという感じの素敵な雰囲気。何かイベントがあったようで賑わっていました。
次の目的地に向かいます。
↑トラムが走っています。
ロイヤルエクスチェンジシアター
王立綿取引所だったところみたいです。今は劇場になっています。
↑円形の劇場。面白い形です。
↑ここから出ましたが、こっちが正面入口みたいですね。
続いて図書館に行ってみます。
ジョン・ライランズ図書館
マンチェスター大学の図書館です。先日のチェコ旅行で世界一美しい図書館を見学しましたが、こちらの図書館も雰囲気たっぷりで綺麗です。
↑柱の奥では学生が勉強していました。
次は美術館に行きます。その前に市庁舎をチラ見。
市庁舎
↑工事中みたいでした。
↑市庁舎の前は広場になっていて、出店が並んでいました。
美術館までの道中、お花の装飾が見事なレストランがあったので思わず写真を撮ってしまいました。 Albert's Schlossというレストランみたいです。
市立美術館
続いて市立美術館に到着です。イギリスは美術館や博物館が入場無料なので気軽に立ち寄れます。
↑このもふもふ感!動物の絵が結構あった気がします。
展示数が多いので見応えがありました。
美術館を後にしぷらぷらと歩いていたところ、 ユニクロが!
大喜びで駆け込みました笑
東京にいる時はどこにでもあるので何とも思っていませんでしたが、まさかユニクロで喜ぶ日が来るとは思っていませんでした笑
お寿司がボリュームたっぷりだったのでお腹がまだ空いていませんでしたが、帰るのが遅くなるのも良くないのでラーメン屋さんに向かうことにしました。
↑ラーメン屋さんの前の広場。夜はちょっと怖そうだなと思いました。
昇龍
もともとはロンドンのラーメン屋さんで、逆輸入で現在福岡にも店舗があるそうです。
店内は混雑していて、すぐには入れませんでした。
店員さんに名前を伝えて席を確保してもらい、20分後に席に着くことができました。店員さんが「いらっしゃいませー」と一斉に叫ぶのでまるで日本のラーメン屋さんにいるようです。
↑アサヒスーパードライ!ビールはアサヒ派です。
↑餃子。鉄板の上でジュージュー言っています。音がすごかったので、運ばれてきた際隣に座っていたお姉さんが「なんやこれ・・!」って顔して見ていました。
↑こってり豚骨。こってりという名前こそ付いてますがどちらかというとあっさり豚骨のように感じました。こってり豚骨にすると煮玉子が二つ付いてくるのが嬉しいです。
↑赤みそラーメン。味噌の風味強めです。
あんなにお寿司を食べたにも関わらず完食です。
大満足できたのでヨークに帰ります。
が、最後にやらかしました(-_-;)
イギリスで電車に乗る際は、通常以下のような形を取ります。
①窓口や券売機でチケットを買う
②改札がある場合はチケットを通して中に入る(改札ない場合もあります)
③電光掲示板でホームの場所を確認する
④電車に乗る
⑤駅員さんが巡回に来るのでチケットを見せる
改札に入ろうと復路のチケットを探しますが見つからない・・。
私が持っているのは朝往復チケットを購入した際のレシートと、往路チケット(ヨーク→マンチェスター)だけ。
なんと私はお昼にマンチェスターに着いた時、往路(ヨーク→マンチェスター)のチケットを改札に通さなければならないのに、復路(マンチェスター→ヨーク)のチケットで外に出ていたのです。
こういう場合、日本だったら無効なチケットと見做されて改札で止められると思うのですが、イギリスだと有効と見做されるみたい。
要するに、往復チケットを買っていたにも関わらず復路のチケットを持っていないという状態になってしまったのです。
せっかくのラーメンでウキウキ気分だったのに最後に打撃を受けました(-"-)
しかし・・!
駅員さんに事情を話したところレシートをチェックした上で「次回から気を付けてね(^_-)-☆」と大目に見てもらえました。(私のあたふた英語も一生懸命聞いてくれて素敵なおじちゃんだ)
こうしてマンチェスター旅は楽しい気分で終了することができました!
PRIMARKのプチプラランニングウェア
最近、ランニングを始めました。
私はもともとインドア派で運動は嫌いです。(ランニング始めた今も好きではありませんが笑)
ですが、イギリスに来てから家の中にいる時間が増えたためかお腹回りが「あれ・・?」と思うようになったのです(-"-)
また、同時に体調を崩すことも増えたので、筋肉&体力&免疫を付けるためランニング開始を決意しました。
壊れていた自宅の湯沸かし器が復活していつでもシャワーを浴びれるようになったのも決め手の一つです!(私のアパートでは日本のようにお湯を無限には使えません・・。毎日決まった量のお湯がタンクにためられ、タンクのお湯を使い切ったら追加で沸かさなければなりません。私の家だけでなくイギリスではこういうタイプが一般的かも。しかも追加で沸かすのには1~2時間かかります・・。追加沸かし機能が壊れていたので汗をかいてシャワーを浴びても水しか出てこない!という状態でした。)
一度、大学時代に使っていたジャージ・高校時代のクラスパーカーとスニーカーで走ってみましたが、あまりに動きづらかったのでランニングウェアを買いました。
(特に靴は専用のものでないと重くてドタドタなりますね。)
購入したお店はPRIMARKというファストファッションのお店。イギリスならほぼどこに行っても店舗がある気がします。
↑PRIMARKがあるコッパーゲートショッピングセンター。傘の飾りが出ています。去年の6月も同じものが飾られていたようなので、この時期は傘が飾られるのかもしれません。
こちらで売っている洋服はペラペラだったり肩や襟ぐりが深く開きすぎていたりするので、普段着を買うことはないかなーと思っていました。
しかし、ワークアウトコーナーは結構充実していて、全て安く手に入れられるので初心者には有難いなと思いました。(フルマラソンを走ったりするわけではないので、最初は安価なウェアを試してみるくらいで十分です。)
購入したものはこちら。
Tシャツと短パンが2.5ポンド(約350円)、スパッツが6ポンド(約840円)くらいだったかな?Tシャツはワークアウトコーナーではなく普通のTシャツコーナーに売っていたものです。柄が派手なので汗をかいてもインナーが透けることはないです。
よく女性ランナーがキャミソールとスパッツで走っているのを見ますが、私は体系隠しのためにTシャツと短パンを購入しました(*_*;
靴はサイズがなかったのでTK Maxxという別のディスカウントストアで購入。バッグとか靴とか可愛いものが安価で手に入れられるので好きなお店です。
↑スケッチャーズのシューズ。38か39ポンドくらい。(約5400円)びっくりするほど軽いです。靴が違うとこんなにも違うのか!!と驚きました。
大学でも体育の授業がありましたが、ほとんどお遊びみたいなものだったので、本格的に走るのは高校生ぶり。ランニングコースが4キロくらいあるのですが、200メートルくらい走っただけで脇腹が痛くなって止まってしまいます。
最初から飛ばし過ぎると終わってから何もできなくなる→翌日動けなくなる→継続できなくなるのは確実なので、疲れたら歩き、少し回復したら走るを繰り返しています。
取りあえず目標はランニングコース半分を止まることなく走れるようになる!に設定しておこうと思います。
ヨークの観光スポットについて(Shambles編)
久しぶりにヨーク観光スポットのご紹介です。
今回はシャンブルズという通りについて。なんとハリーポッターのダイアゴン横丁のモデルになった通りです!(私は初めてヨークの地を踏んだ瞬間に「リアルハリーポッターや・・!」と思いました)
建物の2階や3階部分が飛び出ているのが特徴の1つで、お土産屋さんや食べ物屋さんが立ち並んでいます。
↑いつも観光客で賑わっています。
ハリーポッターグッズ店もあります!ハリポタファンには必見ですね。
一風変わったお土産屋さんも。ヴァイキングモチーフのようです。
シャンブルズには私の好きなお店が2つあります。
まず1つ目が、ZATCHELSという革バッグのお店。
職人さんの手作りで作られているそうです。イギリスらしいクラシックな形のバッグが売られています。
↑別の日に撮影したショーウィンドー。春仕様になっています。(5/2に撮影)バッグの色といい、お花の飾りといい、可愛すぎです!
こちらのお店で購入したバッグを愛用しています。
小さめでお財布(イギリスに来てからは長財布は使用せず最低限のカードと現金のみ小さいポーチに入れて持ち歩いています)と携帯を入れるのに丁度良い大きさなので、ほぼ毎日買い物に行く時に使っています。
↑色は写真だと分かりにくいですが、ボルドーっぽい茶色のような色。使い続けて味が出てくるのも楽しみ。
もう1つのお気に入りはMonk Bar Chocolatiersというチョコレートのお店です。
↑左から順にジンのチョコレート、トリュフチョコレート、スミレの砂糖漬けチョコレート
私は右側のスミレチョコが大好きで、行くと必ず購入しています。日本ではスミレの砂糖漬けは珍しいかと思いますが、一口噛んだ瞬間に良い香りが広がります。
ジャンポールエヴァンとか、ピエールマルコーニなどの高級チョコレートブランドは高すぎてイベントでもない限りは買うこともなかったのですが、このお店のチョコレートは1個100円くらいで購入することができます。(写真の6個で4ポンドちょっとでした。)
味も高級チョコレートに負けず劣らずだと思います!
↑突き当りに移動式のメリーゴーランドが出ていることもあります。
通り自体はそこまで大きくはないですが、異国情緒が凝縮された素敵スポットだと思います。
ヨークを訪れた際には是非足を運んでみてください(*^-^*)
Leedsのコンサートとおすすめタイ料理屋さん
チェコ旅行から帰ってきた後、リーズのタウンホールにクラシックコンサートを聴きに行きました。
↑これは以前撮ったタウンホールの写真。新たに写真を撮り直そうかと思いましたが、改築中&広告が出ていたのでやめました。
↑エントランスのライオン。こういう古いコンサートホールって素敵ですよね!
12月に渡英して以来、月1ペースでリーズまで足を延ばしコンサートを楽しんでいました。今までに聴いたのはラフマニノフのピアノ協奏曲(フレディ・ケンプ)やグリーグのピアノ協奏曲(ニコライ・ルガンスキー)等です。
↑この日は前から2列目だったのでオーケストラ&ピアノが目の前で見れました。このホールの1階席は段差がないので、音の聴こえ方を考慮して後ろの席を選んでしまうと舞台が全然見えないという事態が起こり得ます。
プログラムは以下の通り。
オケ:Russian Philharmonic of Novosibirsk
指揮:Thomas Sanderling
ピアノ:Sergei Redkin
曲目:
Rimsky-Korsakov スペイン奇想曲
Rachmaninov パガニーニの主題による狂詩曲
Tchaikovsky 交響曲第6番
ロシア揃いです。
オーケストラは音がイキイキしていて楽しそうでした。出だしがバラバラだったので「おや・・?」と思いましたが演奏が進むにつれてまとまってきた感じでした。
この5か月程リーズでコンサートを聴いてきてどのコンサートにも共通して言えるような気がするのですが、ピアノ協奏曲になるとオーケストラの仕上がり具合が落ちるように感じるのです・・・。他の交響曲は気合が入っているんですが、ピアノが絡むとあら?って(´・ω・`)
どこかピアノ協奏曲が客寄せパンダ的扱いを受けているように感じなくもない・・?
演奏できない私が言えた立場ではありませんが。。
大体コンサートが終わるのが21時半くらいなので、その後夕食を取ります。
いつも行っているお店がこちら。
SUKHOTHAI
こちらのお店、夜遅くまで営業しているのでコンサート後でも問題なく入れます。いつも混んでいるので少し待ちます。
オススメポイントは何より味が素晴らしいこと!
レストランへ行くと色々新しいものにトライしてみたくなるタイプなのですが、メニューの数がたくさんあるので、毎回今まで何を食べてきたか忘れます(*_*;
シンハーやチャーンビールと併せて頂きます。
ちょっとした注意点としては店内がとても騒がしいということでしょうか笑
お姉さんたちが誕生日パーティーに使うみたいです。行くと必ず「ハッピーバースデートゥーユー フ~フ~♪ 」とお店の人が歌ってお祝いをしています。
(余談ですがイギリスの所謂パリピは日本よりも印象的です。真冬の夜中にも関わらず露出多めで寒そうです。いきなり奇声を発するのでちょっと怖いです)
いずれにせよ、美味しく店員さんのサービスも良いので、またコンサートシーズンになったら利用したいと思います!
チェコ旅行5日目(最終日) ~プラハ編~
いよいよチェコも最終日。夕方のフライト時間まで取りこぼした観光地をチェックしていきます。
ホテルでの朝食を済ませ、まずはミュシャ美術館に向かいます。
ミュシャ美術館
作品数があまりなかったので、15分程で見終わりました。(その割には入場料高い(-_-;)
ここも写真撮影は禁止。
ミュシャのポスターなどが展示してあります。男性がモデルのものもありましたが、女性の繊細さを表現するのに長けている芸術家だなあと思いました。線が細くて綺麗です。(好みのマグネットを買ってしまいました)
ティーン教会
時間の関係で初日に見学ができなかったティーン教会に行きます。
旧市街には巨大パンダさんがいました。別の場所にも別のパンダさんがいましたが、中の人が堂々とパンダさん脱いでいました笑
フォルダを探っていて、館内写真が全く見つからなかったので何でだっけ?と思ったら、館内は撮影禁止だったみたいです。結構写真撮っちゃダメなところありますねぇ。
↑入り口が分かりにくくウロウロしました。
勝利の聖母教会
ふらっと立ち寄りました。
↑お祈り中だったので奥まで入れませんでしたが、どうやら幼子イエス像という有名な像があったようです。
聖ミクラーシュ教会
プラハ2日目に見学した旧市街側の聖ミクラーシュ教会とは別物になります。
この教会、最初スルーしていたのですが調べてみたらかなりの豪華さだったので最終日に入ってみることにしたのです。
旧市街側よりもゴージャスです。
↑マラーストラナ広場にあります。
↑このように2階に上がることができます。
続いて、トラムに乗って修道院へ向かいます。
ストラホフ修道院図書館
ここには、世界一美しいと言われている図書館があります。(数年前にウィーンの世界一美しい図書館に行ったんだけどなあ。世界一美しい図書館とか、世界一美しいスタバは色々な所にあるのでしょうね。)
飛行機の時間が迫っていたため速足で駆け抜けましたが、色々見どころがあるのでここを訪れる際は時間に余裕を持ってプランを組んだ方がいいかもしれません。
↑プラハ滞在中で一番のお天気。やっぱり晴れていると綺麗ですね。
↑世界一美しいと言われるだけあります。ここも写真ライセンスの購入が必須です。
また、修道院内にはビールの醸造所があります。(修道院とビールって組み合わせが不思議に感じます)
↑美味しい!飲みやすいです。
本当はここのレストランで昼食を取りたかったのですが、整理券を配布するくらい混雑していたので断念。(飛行機間に合わなくなるから)ワゴンで販売しているビールだけで我慢しました。
ホテルに預けている荷物を取りに行く前に、川沿いに白鳥が大量にいるスポットがあったので寄ってみます。
↑鳩と一緒に夢中になって何か食べています。観光客がエサをあげているのでしょうね。
↑近づいても全然逃げません。こんなに至近距離で白鳥を見たのは初めて。チャーミングです。
↑カレル橋。
ラストカレルも堪能できたところで、ホテルに荷物を取りに行って空港へ向かいます。
プラハ本駅から空港行のバス(Airport Express)が出ているので移動は楽ちんです。
しかし、バスが空港利用客仕様とはなっておらずスーツケースを収納する場所がないので、早めに並んで場所を確保した方が良さそうです。幸いにも座れましたが、立っている人たちはスーツケースに囲まれて身動きが取れない状態で30分立ち続けていたので辛そうでした。
番外編 お土産
最終日にスーパーでお菓子をしこたま買い込もうと思っていたのですが、最終日はヨーロッパ戦勝記念日でスーパーは軒並みお休み(´・ω・`)
イギリスのTescoは祝日でも営業していますがプラハのTescoはお休みするみたいです・・。
仕方なく空港で購入しました。
↑ゴーフレット。ヘーゼルナッツ味とココア味。まあまあ美味しいです。
↑チョコレート。これは大当たり。美味しかったので別の味も買えばよかったなあ。
4泊5日のチェコ旅行、満喫できました。
同じヨーロッパと言ってもイギリスとチェコは全然違いますね。
次の旅行はクロアチアに行ってみたいなあ。日本に戻ってしまうとヨーロッパは遠い・旅費が嵩む等ハードルが上がるので、イギリスにいる間に色々行ければなと思っています。
チェコ旅行4日目 ~チェスキークルムロフ&フルボカー編~
チェコ旅行4日目。
昨日見学できなかったクルムロフ城内をツアーで巡ってから、バスでフルボカー城へ向かいます。
クルムロフ城
2つのツアーを事前に予約しておきました。(日本語ガイドはないので英語になります)
10:00~10:45 劇場ツアー
10:45~11:45 城内ツアー(ROUTE 1)
午後にフルボカー城へ行くことを考え、午前中に詰め込む作戦です。
・・・が、ここでもまた問題が(-"-)
劇場ツアーが終わってから城内ツアーまで余裕がないのです。
両方回りたい人が効率的に回るための敢えての時間配分なのかな?とも思ったので、上記2つを一緒に予約しても問題ないか念のため電話で問い合わせてみました。
・・・電話は出ません。
そこで、メールで問い合わせ。
・・・なかなか返信が来ない。
日にちが迫っていた&ツアーの時間を確定させないとフルボカーへのバスも予約できない、ということで返信が来る前に予約を済ませることにしました。
問い合わせの2日後、返信が来ました。
「劇場ツアーの終わる場所と城内ツアーの始まる場所は異なるから、その時間帯を予約するのはやめといたほうがいいよ」
(-_-;)あーしまった
と思いましたが、キャンセルや変更はできないのでスケジュール通りにツアーが終わることを祈りながら当日に臨みました。
劇場ツアー
10時、劇場前に集合して劇場内に入ります。
残念ながら写真撮影は禁止でした。
舞台にはだまし絵の壁が設置されています。(まただまし絵)
実際の舞台は小さいのですが、だまし絵のおかげで奥行きがあるように見えます。
客席に座りながらしばしガイドさんの説明を聞いたのち、舞台地下に案内されます。
地下には舞台装置を動かすための仕掛けが。舞台演出にどれだけ力を入れていたのかよく分かります。
だまし絵の壁を動かす道具とか、雨風の音を出す装置とか、地下にスタンバイしていた演者を舞台上にぐいっと出す装置とかです。
実際に動かしてはもらえませんが、ビデオで舞台が稼働している様子を見ることができます。
・・・問題の時間ですが、10:40時点でまだまだビデオが終わらなそうだったので、ガイドさんにお願いして途中で外に出させてもらいました。本当は良くないですね・・。
私たち以外にも途中で切り上げていた人がいたのと、英語ツアーの数が限られているので(※)、もう少し開始時間を工夫してくれればなあと思います。(あるいはホームページに2つ一緒は厳しいよって書いてほしい)
※私たちが行った日のツアー開催時間
城内ツアー(ROUTE 1)・・・10:50~、14:30~
劇場ツアー・・・10:00~
城内ツアー
劇場ツアーを切り上げ、城内ツアーの集合場所へ速足で向かいます。
こちらも残念ながら写真撮影はできません。
劇場ツアーよりも参加者がいました。
中には熊の剥製マットがたくさん敷いてあります。ガイドのお兄さんがその内の1つを指さしながら「これは○年前に亡くなった熊」って言っていたので、現在飼育されている熊も亡くなったら剥製にされる運命なのでしょう・・・。
正直なところ、このツアーはあんまり印象に残らなかったかなぁ。確かに城内は広くて綺麗には綺麗ですが、次に行ったフルボカー城の方が見応えがありました。
劇場ツアーの方はとても良かったので、時間に限りがある方には劇場ツアーを見ることをおススメします。
フルボカー
続いてチェスキークルムロフ北にあるフルボカー城へ向かいます。
正式名称はフルボカー・ナド・ヴルタヴォウ城。(覚えられん)
チェスキークルムロフからのアクセスは以下の通りです。
Český Krumlov,,aut.nádr.
↓ バスで30分程
České Budějovice,,aut.nádr.
↓ バスで20分程
Hluboká n.Vlt.,,pod kostelem
チェスケーブディヨヴィツェからフルボカー行のバスに乗るとき、運転手のおじさんが何かベラベラとチェコ語で話しかけてきましたが何を言っているかさっぱり分かりませんでした(-_-;)
チェコのバリバリ観光地にある施設やレストランは英語が通じますが少し外れるとあまり通じないかもしれません。
また、次のバス停がどこかアナウンスがなかったので(イギリスと同じですね)、グーグルマップを見ながらおろおろしていた所、おばちゃんが「お城に行くの?バス停は次よ。」と教えてくれました。親切なおばちゃんに大感謝です!
お城付近にレストランがあったので遅めの昼食を取ります。
Restaurace Hubert
疲労のせいか私が若干車酔い気味だったので、注文したものは少なめ。
↑ホワイトアスパラアゲイン。これだけ本数があったのでホワイトアスパラ欲は満たされました。
↑鯉のフライ。骨に注意が必要ですが淡泊で食べやすいです。
フルボカー城
チェコで最も美しいとされているお城です。アクセスがなかなか大変でしたが行って良かったと思いました。
レストランから傾斜のキツい坂を上っていくと見えてきます。スーツケースを持っていたのでフラフラでした。。(コインロッカーあります)
ここも館内は写真撮影禁止。城構えと庭園も見事なので中に入らず帰っている観光客が多かったようですが、館内は是非とも見るべきだと思いました。
今まで見たお城とは異なり、木を基調とした造りが多く、内装がどこか渋くて良いと思いました。また、イタリア産シャンデリアが通常のものと一風変わった見た目だったり(ちょっとカラフル)、木造の暖炉があったり(実際は内側にヒーターみたいなのが付いていて火は使わない模様)非常に面白いです。
館内はガイドツアーでないと入れません。チェコ語のツアーでしたが、日本語冊子をもらえるので十分楽しめました。
↑城の塔(入場料は別料金)から見下ろした庭園
↑アートギャラリーがありました。
↑ガイドツアーの出口
↑ドアに付いている飾り。頭をえぐられているのはトルコ兵です。オスマントルコからの侵略を防いだ記念にトルコ兵をつつくカラスが紋章になったそう(悪趣味・・)
↑ガイドツアーの待ち合わせ場所
フルボカー城を後にし、プラハに帰ります。
チェスケーブディヨヴィツェまで戻り、プラハ行のバスに乗ります。
プラハに戻って来たのは21時くらい。気になっていたレストランがあったので行ってみることにしました。
U Fleku (プラハ)
夜遅めの時間にも関わらず店内は大混雑でした。
ここはビールがとても美味しいです。苦みが少なく、スモーキーでコーヒーのような香りがします。
↑店内ではアコーディオンを持ったおじさんが歌っています。賑やかな雰囲気。
↑何も注文していなくても「ビール飲むでしょ?」と当たり前のようにビールを持ってきます。グラスが空いたらお兄さんがすぐに新たなビールを持って来てくれます。言わばわんこビールです。いらない場合はコースターを蓋にすればOK。
↑チェコ料理「スヴィチュコヴァー」見た目がアレなので恐る恐る食べてみましたが結構美味しいのです。付け合わせのパンがすぐなくなりました。
↑ローストポーク。これは言わずもがな美味しかったです。
お客さんのほとんどは観光客のようでした。日本人観光客も多いからか店員さんが「かんぱーい」とか「はちみつリキュールダヨ」とか少し日本語を話してくれました。
満腹になったのでホテルへ向かいます。
Exe City Park
↑翌日朝に撮った写真。
最後の一泊だし、、と適当に取ったホテルだったのですが、チェコ滞在中一番コスパが良かったホテルです。プラハ本駅近くでアクセス抜群・安い・朝ごはんも豪華・部屋が広く綺麗と文句なしのホテルでした。
いよいよ翌日がチェコ旅最終日です。
チェコ旅行3日目 ~チェスキークルムロフ編~
チェコ旅行3日目は、プラハのNa Knížecíという駅からバスに乗ってチェスキークルムロフへ移動します。世界で最も美しい町と言われているそうです。
プラハから日帰りでも行くことができるようですが、丸一日移動に費やしてしまうことになりそうだったので(片道およそ3時間!)、チェスキークルムロフに一泊することにしました。
バスの乗車券は事前にインターネットで購入しておきました。ほぼ満席状態だったので、事前購入が安心です。
バス停を降りてホテルの方へテクテク歩いていきます。
すると、途中で撮影スポットがありました。
↑左上、クルムロフ城が見えます。
プラハのような忙しさはなく、のんびりした印象です。
↑スヴォルノスティー広場。可愛らしい建物が絵になります。
↑まるでドールハウスみたい
ホテルは右側赤っぽい建物のエーバースバッハに泊まりました。チェックイン時にフロントのお兄さんがクルムロフの観光スポットを丁寧に教えてくれました。
ただ、ここでちょっとした問題が・・・!
この建物に泊まるのかと思ったら、ここを利用するのは朝食時だけで、部屋自体は別館だったのです。お兄さんの説明だと別館はさほど遠くはなく、経路も単純に感じたのですが見事に迷いましたー笑
グーグルマップで調べようにも別館の情報は出てこないし(結果的に別館はホテルエドワードケリーという別ホテルの1室だったからエーバースバッハ別館として表示されるわけがなかった)どうしようか・・・と思っていたところ、別のお兄さんが「May I help you?」と声を掛けてきました。
最初、お兄さんを警戒しました。
この人道案内して後でお金請求してくるんじゃないかと思ったのです。(日本国外に旅行に行くと警戒を強めすぎるあまり親切な人か詐欺師なのか見極めるの難しくなりませんか?)
結局、このお兄さんはとても親切な人でした。(どうやら別のホテルの従業員だったようです)
が、このお兄さんも「別館・・?」てな感じだったので元の建物まで戻り、フロントのお兄さんにもう一度詳細を聞いてようやくたどり着けました(*´ω`)
ホテルに荷物を置いたら、観光開始!と行きたいところですが、先にお昼ご飯を食べます。
クルムロフ城に向かいがてらレストランに入ることにしました。
↑川の穏やかな流れとか、木々の生え方、建物の古びた感じ・・なんと美しいことでしょう・・・
Švejk Restaurant
プラハのレストランは、場所にもよりますが大体自分で勝手に席を見つけて勝手に座るスタイルみたいです。(私たちは不安だったので座っていいか聞いていましたが(*_*;)
ここにもウサギ肉があったので注文したのですが、利用した時間が少し遅かったためか売り切れでした。
↑ウサギの代わりにオススメされたお肉。(何肉だったんだろう)美味しくてペロリでした。
↑マスのロースト。マスの下はベーコンダイス&サラダ。一尾丸ごと出てくるとは思っていなかったので驚きました。味は家で焼いた魚と変わらない。チェコはお魚よりお肉の料理の方が得意なのかもしれません。
エネルギー補充ができたので、クルムロフ城へ行きます。
チェスキークルムロフ城
↑壁面はレンガではなくだまし絵です。クルムロフ城内はだまし絵だらけ。
↑熊が飼育されています。
この日は月曜日で城内ツアーはお休みだったので、城内ツアーは翌日にすることに決めていました。月曜日でも博物館とタワーは営業しているので見学してみます。
博物館
タワー
薄暗い階段を上りタワーの頂上へ行きます。
↑先ほど下から見ていた景色を今度は上から撮影できました。
タワーを下り、城内を探索してみます。
坂道を上って奥に進んでいきます。
再びだまし絵登場。
↑この写真を撮った所、いい感じの写真スポットだったんですが、柵?壁?に座って写真を撮っている人が多くて落ちないかヒヤヒヤしました。
ひたすら坂を上っていくとお庭がありました。芝生が綺麗に手入れされています。
城内の見学無しでも十分見応えがあります。私はプラハ城よりも好きだなと思いました。
前述の通り城内ツアーは翌日の楽しみにして、クルムロフ城を後にしました。
次は聖ビート教会に向かいます。
聖ビート教会
教会とは関係ないとは思いますが、隣の建物からピアノの音色が聞こえてきていいなぁ~と思いました。
昼食がボリューミーだったため、まだお腹いっぱいで夕飯を食べる気にならなかったので、再び町をぷらぷらします。拷問博物館が夜遅くまで営業しているということで、行ってみるか迷いましたがせっかくの旅行で後味が悪くなるのもなんだかなと思ったので行きませんでした。
↑町のどこを切り取っても絵になります。さすが町全体が世界遺産に登録されているだけあります。
↑こういう裏路地も味があります。
↑真ん中の三角屋根がブディヨヴィツェ門。(なんと覚えづらい名前でしょう)
↑外側から見たブディヨヴィツェ門。
まだお腹は空いていませんでしたが、歩き疲れたので休憩を兼ねて夕食を取ることにしました。
Restaurant Eggenberg
地球の歩き方に載っていたビール醸造所のレストランがブディヨヴィツェ門から近かったので行ってみることに。
↑こんな感じの人気があまりない場所にひっそりとあります。
このレストラン、入り口が非常に分かりにくいのです。。
写真の右側の建物に入り階段を上って奥に進むと広いビアホールが広がっているのですが、営業中ということをあまりアピールしていないので定休日か?と思ってしまう程。一人で来ていた女性の観光客も、しばらく様子を窺っていましたが営業していないと思ったのかいなくなってしまいました。
↑このように、入り口が真っ暗なのです。
注文したのはこちら。
↑ビールは2杯目に頼んだものが美味しかったです。(名前忘れちゃった)
↑チーズフライ。チェコのおつまみとしてメジャーらしいです。
↑ソーセージの酢漬け「ウトペネツ」。意味は水死体( ゚Д゚)
↑ビーフスープ。ほっとするお味です。
このお店の素敵ポイントは、とにかくお安いところ。これで400CZK程(およそ2000円)!!美味しいビールとチェコ料理を安価で楽しみたい方に持って来いのお店です。
デザートを食べたかったのですが、パンケーキなどガッツリ系しかなかったので、別のお店に行くことにしました。
KOLEKTIV
ケーキやコーヒー、ワインも飲めるカフェ。観光客に大人気です。
19時半くらいだったのでケーキは売り切れでした。残っているパンナコッタを注文しました。
↑このパンナコッタ、絶品でしたー!!!程よい甘さだけど濃厚。一人一個ずつ食べればよかった・・。
この後ホテルに戻ってしばし休み、日が沈んでから夜のクルムロフ城を見に行きました。(21時頃ようやく暗くなります。)
↑ホテルへの帰路でにゃんこ発見
↑お昼に撮った写真と同アングル。違った表情です。
↑どこか妖しげな雰囲気です。異世界にいるみたいです。
↑小説か何かの世界みたい。もしくはこういう油絵ありそう。
チェスキークルムロフという町がとても気に入りました。人も親切だし、街並みが美しい。この記事を作成するにあたり撮影した写真を見返していてまたもうっとりしてしまいました!
4日目はクルムロフ城内ツアーの後チェコで最も美しいとされているフルボカー城へ行きます。