ポーランド旅行①~ワルシャワ編~
8月末から9月頭にかけて、3泊4日で弾丸ポーランド旅行に行って来ました。
いつもの旅行記では日にちごとに観光したものを順番に記録していたのですが、今回のポーランド旅行では滞在時間が限られていたこともあり滅茶苦茶な移動の仕方をしたので、観光地ごとに記載していこうと思います。
- ワジェンキ公園(ショパン像)
- 聖十字架教会
- ワルシャワ大学
- ヴィジトキ教会
- 大統領官邸(ラジヴィウ宮殿)
- 旧王宮
- 昼食「Restauracja Portretowa」
- ボレスワヴィエツ「e-manufaktura」
- ショパン博物館
- 夕食「Stara Kamienica」
- ホテル「Polonia Palace Hotel」
ポーランドはずーっと行ってみたかった国だったのです。中でもワルシャワは死ぬまでに行かなくては・・!と思っていました。
というのも、私はショパンが大好きなのです(/ω\)
「ピアノの詩人」とも言われているショパンは、ポーランドのジェラゾヴァ・ヴォラという地で生まれ、家族でワルシャワに移住。21歳でパリに移ってから、39歳で亡くなるまで故郷に帰ることはなかったそうです。(今回ジェラソヴァ・ボラ行けなかったのは心残り(*_*)
しかし、故郷への愛情は深く、ポロネーズやマズルカなどポーランド民族音楽を数多く遺しています。
・・ということで、ショパン縁の地を中心にワルシャワを観光していきます。
ワジェンキ公園(ショパン像)
旧市街やショパン博物館などの施設が開場するのが10時頃で遅めだったので、朝イチでショパン像を見ることにしました。
中心地から少し外れたところに位置しているので、バスで向かいます。
↑思っていたよりも大きな銅像でびっくり
せっかくなので公園内を少し散歩しました。
↑リス可愛い。ヨークにもリスいますが、種類が違います。
↑こちらはカモの夫婦。自然いっぱい&可愛い動物たちが見れて素敵な所です。
↑ワジェンキ宮殿。
公園を回ったら再びバスに乗って旧市街の方へ戻ります。
↑新世界通り。人がほとんどいないので「えっ?」と思いましたが単純に朝早かったからのようです。
聖十字架教会
ショパンの心臓が眠っている教会。
ショパンのお墓はパリにありますが、遺言により心臓だけは姉のルドヴィカがポーランドに持ち帰ったそう。
こちら↓が心臓が安置されているところ。
ここにショパンの心臓があるんだ・・と思うとじんと来ました。ワルシャワ滞在中最も胸アツなスポットでした。
↑色々な国の観光客が手を合わせていました。
ワルシャワ大学
↑立派な門構え。
大学構内にはショパン一家が住んでいた建物があります。
↑正面の建物がカジミエシュ宮殿。ショパン一家が住んでいたそう。
↑こちらはショパン一家2番目の家。(ポレクトルスキ館)
↑入り口(中には入れません。)
↑ここには1817年から10年間住んでいたようですね。
大学を後にし、次のショパンスポットに向かいます。
↑面白い柱発見。苦しそうです・・。
ヴィジトキ教会
ショパンがオルガニストを務めていたという教会。
↑ショパンの演奏どんな感じだったんだろう。
大統領官邸(ラジヴィウ宮殿)
ショパンが初めて演奏会を開いた場所。(なんと8歳!)
人だかりができていて、黒のピッカピッカベンツがずらりと並んでいたので何事かと思いましたが、どうやらアメリカのペンス副大統領が来てたっぽい。
さて、先に進みます。
この辺りにはショパンベンチなるものがいくつか設置してあります。
ボタンを押すとショパンの曲が流れてきます。(結構壊れてるのもあった)
↑これは子犬のワルツだったかしら。
広場に出ました。
右手のピンクの建物が旧王宮です。
チェコにも似てるしドイツっぽさもあるけどなんかロシアっぽくもある?(ロシア行ったことないけど)
おとぎ話の世界みたいですね。
旧王宮
中に入ってみます。
↑左手が入り口。
豪華だけれど、これといって印象に残る部屋はなかったかなあ。
写真は撮っていませんがアートギャラリーもありました。
王宮からさらに歩くと歴史地区の辺りにたどり着きます。
ヨーロッパの旧市街って良いですよね。
↑バルバカン。絵が売られていました。
お腹そこまで空いていませんでしたが、歩き疲れてとにかく休憩したかったので、軽めに昼食を取ることにしました。
昼食「Restauracja Portretowa」
美味しかった!オススメです。(ジュースはちょっとぬるかった笑)
↑ロールキャベツ。お肉の旨みたっぷりだけどソースのおかげか結構サッパリ食べられます。
↑ジュレックというポーランド伝統スープ。少し酸味があるので食欲なくても飲めちゃいます。この日は暑くて夏バテみたいになってたので体に沁みました。
休憩を取って元気が出てきたのでお次はポーランド食器ハンティングに向かいます!
ポーランドに行ってみたかったもう1つの理由、それは「食器欲しい」だったのです!
ボレスワヴィエツ「e-manufaktura」
↑このビッグポットほしい。
今はセリアとかでもポーランド風食器が売っていますよね!
物にもよりますが、手のひらサイズの平皿1枚で5・60ズロチ(=約1500円)くらいでした。日本で輸入品を買うと倍くらいはするでしょうか?
ここではマグカップを購入しました。(後ほどクラクフでも追加購入)
↑可愛すぎ!!
プチプチで何重にもくるんでくれるので持ち帰りも安心です。
ショパン博物館
こちらも楽しみにしていたところです。
博物館の裏にはこんなショパンの壁画が。事前に調べていた絵と異なっていたので、塗り替えしたのかも。
↑ショパンって絵によって顔が全然違うのでどれが近かったんだろうかと疑問。
事前にオンラインで予約していたのですが、予約時間より1時間近く早めに行っても入れてもらえました。バウチャーを見せるとこのようなカードをもらえます。(要返却)
↑ピンボケ。。
エントランスはこんな感じ。素敵ですねえ。
展示室も綺麗でした。
真ん中のガラスのブースは、カードをかざすとショパンの曲が流れてくる仕様になっています。曲目の解説も見ることができます。
↑ショパンの直筆の手紙があったり・・
↑ショパンが書いた譜面。かの有名な革命のエチュードです。
↑ジョルジュ・サンド(ショパンの恋人だった人)が描いたショパン。
↑ショパンのデスマスクレプリカ。鼻が高いですねえ。
↑ショパンの手。小さかったと言われていますが、思ったより小さくなかったです。
↑ショパンの毛髪。胸アツスポットその2です。
↑ショパンが亡くなる前に弾いていたプレイエル。ショパンが愛したピアノメーカーです。
お土産屋さんもあります。
散々迷った末、こちらを購入しました。良い記念になりました!
↑カップとネックストラップ、マグネットと缶バッジ。カップは前奏曲の楽譜になっています。
展示品の数も多く、ショパンの楽曲を聴けるコーナーもあります。
じっくり見て回っておよそ2時間掛かりました。それでも最後の方は少し駆け足だったので、全部の展示をくまなく見るのには3時間程見ておいた方が良さそうです。
その後、クラクフへ移動しました。
ワルシャワ観光は1日しかなかったので足りるか心配でしたが、1日あれば十分でした。ショパン好きにはマストですが、観光地としてはクラクフの方が充実しているかなという印象です。
(番外編)
夕飯を食べたレストランと宿泊したホテルについても記載しておこうと思います。
夕食「Stara Kamienica」
トリップアドバイザーでかなり上位の方にあったレストランです。
↑アンズタケというキノコです。食感も良く美味しかった!
↑牛肉のタルタル。チェコで食べたタルタルが美味しかったのでハマりました。しかし、その後ドイツで食べたタルタルがトラウマレベルで不味く、足が遠のいていましたが再チャレンジ。これはちゃんと美味しかったです!
↑ポーランド伝統料理のピエロギ。洋風水餃子という感じです。中にはコンビーフ?が入っているようです。正直なところこれはイマイチでした。その後何度か別のお店でピエロギ食べましたが、お店によって全然違うので色々試してみることをおススメします。(クラクフで食べたピエロギは絶品でした)
↑ダック。リンゴとさくらんぼのソースで食べます。不思議なことに甘いソースがお肉と抜群に合います。
すごいボリュームでしたがどうにか食べきりました。帰り際に、男性には食後酒、女性には赤いバラのプレゼントがありました。思わず口にくわえて写真を撮りました笑
ホテル「Polonia Palace Hotel」
ワルシャワはクラクフよりもホテルが安いです。1泊1万円程度でとっても広く綺麗なお部屋に泊まれました。クラクフのホテルは値段が高かったのにボロかった(*_*)
ワルシャワ中央駅からもすぐ近くです。
↑ワルシャワ中央駅付近の様子。
↑フロントもゴージャスです。
↑シャワー室とバスタブが別になっているの有難いです。
お水のペットボトルが何本か置いてあり、コーヒーや紅茶も飲めます。
バスローブとスリッパが使えたのも◎。
写真は撮りませんでしたが朝食バイキングも種類が豊富で味も良かったです。
ワルシャワで大好きなショパンに思いをはせつつ、贅沢な滞在ができました(*^-^*)
次はアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所について書いていこうと思います。