スペイン旅行①~グラナダ編~
12月頭に念願のスペイン旅行に行って来ました。特にアルハンブラ宮殿は長年の夢でした。
5泊6日で、日程は以下の通り。スペインは広くて見どころも多いので日程を組むのに膨大な時間を要しました。。
Day 1 マンチェスター空港→マラガ空港へ移動、そのままグラナダへバス移動。グラナダ観光。グラナダ泊。
Day 2 午前中、アルハンブラ宮殿見学。午後、コルドバへ電車移動。コルドバ泊。
Day 3 午前中、コルドバ観光。午後、トレドへ電車移動。トレド泊。
Day 4 午前中、トレド観光。午後、マドリードへ電車移動。マドリード泊。
Day 5 アビラ・セゴビア日帰りツアー。マドリード泊。
Day 6 マドリード観光。夜、帰宅。
さて、今回はグラナダについて書いていきます。
マラガ空港からバスで1時間45分程。(2時間45分と書いてあったけど全然早く着いた。)
マンチェスター空港から直接グラナダへ飛べばよかったのですが、中途半端な時間便しかなかったのでマラガを経由しました。
グラナダのバスターミナルから市街地は離れているのでバス移動です。
ホテルにチェックイン後、グラナダ大聖堂に向かいます。
↑グラナダ大聖堂前の広場。
グラナダ大聖堂
スペインで訪れた大聖堂の中で一番素敵だなと思いました。広くて天井もめっちゃ高い。
特に、中心のドーム状になっている空間が豪華絢爛で圧巻です。
↑正面から見た図。
王室礼拝堂
イサベル女王とフェルナンド王のお墓があります。
中は写真撮影できませんでしたが、外観だけでも見応えあります。
アルバイシン
細い路地にアラブ文化の名残が見られる地域。ここを歩いてサンニコラス展望台へ向かいます。
↑ヤシの木(?)。南国の雰囲気が感じられます。(寒かったけど)
サンニコラス展望台に到着です。
↑アルハンブラ宮殿が一望できます。
↑日没を待ってみました。ライトアップされると更に美しいですね。
完全に真っ暗になるのを待とうかと思いましたが、この日飛行機の関係で深夜2時起きだったため疲れてしまい、戻ることにしました。
↑この辺の雰囲気、クロアチアとかギリシャにちょっと似てる気がします。
繁華街に戻ってきました。イルミネーションと紅葉が同時に見られるなんて!ロマンチックですね~。
お腹も空いていたのですが、スペインはレストランの営業開始時間が全体的に遅め。
ホテルに戻って一休みしてからバルへ向かいました。
バル「Bodegas Castañeda」
グラナダで楽しみにしていたことの1つが、バルでした。というのも、お酒を一杯頼むと無料のタパスが付いてくるとの情報があったのです!
店内は激混みで、席を確保するのも難しいほどでした。入り口付近のちょっと寒い所をササッと確保。
椅子席もありましたが、ほとんどが立ち飲みです。
↑生ハム原木~!
観光客に人気のバルのようですが、私が訪問した時は地元民だらけでした。
なにせ混雑しているのでウェイターさんが席に案内してくれることもないし、注文を聞きに来てくれることもないです。
カウンターでモジモジしていてても日本人やイギリス人のようにフレンドリーに対応してくれるわけではないので、自分からガンガン行かないと食べ物にありつけません(-_-;)
忙しそうにしていて目も合わせてくれないおじちゃんにカウンターからどうにかビールを注文すると、本当にタパスが付いてきましたー!
↑牛肉の煮込み。美味しい!ビールも美味しいです!
グラナダ名物らしい牛テール煮込みも食べたかったので注文。タパスと牛&煮込みかぶりですが気にしない!
↑プルプルしていました。美味しかったですが、ちょっと脂っこかったので一度食べればもういいかな笑
バルはさっと入ってさっと飲み、さっと立ち去るスタイルのようだったので、牛を完食したらもう1件行ってみることにしました。(ちなみにお会計はスムーズに応じてくれた。しかもおっちゃんフレンドリーだった笑)
バル「Los Diamantes」
こちらはアジア人観光客も多数いました。お店の中が滅茶苦茶狭いですが、スペースがあると店員さんが「ここ空いてるよ」と教えてくれました。
店員さんのテキパキっぷりに目を見張ります!
↑無料タパスの海老のフライ。アツアツが出てきます。
↑これは注文したやつ。アサリ(というかシジミ?)の酒蒸し。出汁が出ていて美味しい。
↑これも無料タパス。サクラエビのフライです。
こちらのお店のタパスはフライがメインのようですね。(日によって違うんでしょうけど)
厨房が見える位置にいたのですが、大量の食材を大量のオリーブオイルで調理している様子が面白かったです。
この日はこれにて終了。
翌日、朝早くホテルを出発してアルハンブラ宮殿に向かいました。
アルハンブラ宮殿
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城とともに長年の憧れだったところ・・。
チケットは3か月程前に公式サイトで購入しておきました。
購入時、ナスル朝宮殿の入場時間を指定するようになっているのですが、混雑していたら嫌だったので朝一の時間を選択。
かなり空いた状態で見学できたので朝一は正解だったように思います。
色々下調べをしているとナスル朝宮殿の入場待ちで時間を要するから、指定時間の30分前にはスタンバイしていた方が良いと書いてあったので、余裕を持ってホテルを7時半に出発しました。
↑まだ暗いです。そして寒い!
↑門が出現。
↑門をくぐった先の道、雰囲気が良かった。両脇は水路になっていました。水のせせらぎが爽やか。(綺麗な水なのかは不明)
裁きの門に到着。(この辺までバスで来ることもできます)
門を抜けてしばらく歩くと展望台のようになっていました。
↑どんよりしてますねえ。
ナスル朝宮殿の入場時間になったのでチケットをスキャンして入ります。
全く待ち時間無しで入れました。
ナスル朝宮殿
↑早速イスラムっぽい装飾が現れます。
↑この細かな装飾!色彩は抑え目ながらも華があります。
↑水に反映する宮殿がなんて美しいんでしょう!いつまでも眺めていたくなります。
↑大使の間の天井。王が謁見を行った部屋です。
↑キリスト教の教会も豪華な装飾が見応え抜群ですが、それとは違った華やかさがあるように思います。イスラム教は偶像崇拝禁止のため、人物像ではなくアラベスク模様で装飾をするようになったらしいですね。
↑天気が悪かったのが悔やまれます。夏の方が綺麗なのかもしれませんがハイシーズンは凄まじい混雑らしいですね。
↑アルハンブラ宮殿のハイライトとも言える、ライオン宮です。掃除のおじちゃん頑張ってました。
↑アベンセラヘスの間の天井。アベンセラヘス家の男性が打ち首になった部屋らしいです。どこのことかよく分かりませんでしたが、部屋の赤いシミはその時の血痕だとか。
↑二姉妹の部屋の天井。王妃が住んでいたお部屋。
↑天井のアップ。一枚にもこんな細かい装飾が施されていたのですね。
ナスル朝宮殿も終わりに近づいてきました。外に出ます。
↑アンダルシア感ある景色!
↑お庭に出て終わりでした。
ナスル朝を後にし、カルロス5世宮殿に向かいます。
↑パルタル庭園。お城は建物内だけでなくお庭を見るのも楽しいですよね。
カルロス5世宮殿
打って変わって洋風な外観に。
特に面白いところはありませんでしたが、博物館や美術館があって暖房が効いていたので、凍えていた私たちにとってオアシスのようでした笑
アルカサバ
カルロス5世宮殿の向かい側にあります。要塞です。
ヘネラリフェに向かう前に、にゃんこたちに遭遇しました。
↑みんなでっぷりしていて毛並みも綺麗でした。宮殿の人たちに大事にお世話されているのでしょう。
ヘネラリフェ
徒歩で20分程歩いたところにある庭園です。この頃には11時近くなっていたので観光客の数もかなり増えていました。
↑ここにも小さな噴水。水の使い方が巧いですねえ。
↑ここも素敵ー!
↑逆向きから1枚。
↑私、子供の頃から噴水が大好きなのです。ゴージャスな噴水も良いですがこういう繊細なものは見ていて落ち着きます。
↑木々の生え方とか、建物の色味の違いで南国感が出ますね。(寒かったけど)
これにてアルハンブラ宮殿見学は終わり。寒さも相まって非常に疲れたので帰りはバスで下ることにしました。
ミニバスで座席数は少ないですが結構本数がありました。
アルハンブラ宮殿、大満足でした!
お昼ご飯は最後にもう一度バルに行っておこうということになりました。
バル「Restaurante Bar León」
まだ時間が早かったためか店内は空いていたので、カウンター席に座りました。
↑ワインと無料タパスのジャガイモオリーブオイル煮。塩辛くてお酒に合います。
↑注文したクロケット(クリームコロッケ)。濃厚で美味しいです。馴染みの味ですね。
↑これも注文したフラメンキンというハムフライ。美味しくないわけがないですね。
↑無料タパスのパエリア風ライス。
↑これは自分で注文したナスフライ。ナス大好き。
↑無料タパスのラタトゥイユ。オリーブオイル効いてます。
私たちが行った時は英語が通じるおじちゃんが1人、通じないおじちゃんが2人程働いていて、英語で注文しようとすると英語通じないおじちゃんが通じるおじちゃんを引き連れてきたので面白かったです。(しかもクレジットカードマシーンを使えるのも英語通じるおじちゃんだけっぽかった。私は彼をハイスペックおじちゃんと呼んでいました。)
スペイン語で「ウナ・カーニャ・ポルファボール(ビール下さい)」てな感じで注文すれば英語通じないおじちゃんも(^_-)-☆みたいに反応してくれました。
お昼を食べた後、コルドバへ移動するためグラナダ駅までバスで向かいました。バスは停留所のアナウンスが一切ないのでスマホのGPSを頼りに自分で頃合いを見てボタンを押すしかないのですが、乗客のお兄さんがスーツケースを持っている私を見てスペースがあるところに誘導してくれて、しかも降りるタイミングも教えてくれました。なんて紳士なのでしょう!!グラシアス!
コルドバ編へ続きます。